簡易水道事業(法適用) 公共下水道 市営西駐車場 市営東駐車場
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財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
高齢者の増加に伴い高齢者福祉費が増加するなどの扶助費の増加により、基準財政収入額が増加したが、地方消費税交付金や法人市民税などの増加に伴い基準財政収入額も増加したことにより、財政力指数は前年度と同様の0.63となった。類似団体と比べると、0.8ポイント低くなっている。自治体を取り巻く状況は厳しいが、今後も歳出削減と自主財源の確保に努めたい。
経常的な支出は増加しているが、地方消費税交付金等の増により経常一般財源収入額が増加したことにより、前年度から0.5ポイント低下し、類似団体平均と比べ1.0ポイント低くなった。財政の硬直化が見られるところであり、今後も可能な限り経常経費の抑制に努めたい。
非常勤職員の増加に伴う人件費の上昇などにより、人口1人当たり人件費・物件費等の決算額が増加している。類似団体に比べ、決算額が高い傾向にあるため、引き続きコストの見直しを進め、経費の縮減に努めたい。
定員管理計画に基づき一定の職員数を維持しているが、人口が減少しているため、人口千人当たり職員数は増加している。今後も適正な定員の管理に努める。
地方債の発行額が増加傾向にあるものの、過去の借入利率の高い大型公共施設建設事業の償還終了に伴う公債費の減少などにより、前年度から1.5ポイントの改善となった。類似団体と比べ良好な水準で推移しており、今後も償還と借入のバランスを考慮した計画の中で健全な財政運営に努める。
近年、地方債発行額の増加傾向に伴い地方債残高が漸増している傾向にあるが、退職手当負担額が減少傾向にあるため、前年度から0.1ポイント減少した。しかし、類似団体平均と比較して23.1ポイント高い状況にあり、今後も事業実施の適正化を図り、財政の健全化に努める。
職員適正化計画の推進により、職員数は一定の職員数を維持しているが、国に準拠した給与改定の実施や非常勤職員の増の影響により、人件費は増となっている。ただし、経常収入一般財源が増加したため、前年度から0.5ポイント低下した。類似団体平均に比べ高い水準にあるが、これは消防職に係る人件費が含まれていること、また職員の年齢構成比率によるものが大きな要因となっている。今後も職員の適正な定員管理を行い、人件費の抑制に努める。
前年度から0.3ポイントの増となっており、類似団体平均に比べ高い水準にある。労務単価、人件費の増傾向により各種委託費が増加しており、物件費の割合が高くなっている。今後、より効率的な運用の中でコスト削減に努める。
前年度と比較して、児童福祉費や生活保護費に係る扶助費の増加などにより、0.2ポイント増加した。類似団体平均と比較すると低い水準にあるが、制度の拡充や高齢化社会の進行に伴い、執行額は今後も増加傾向で推移すると考えられる。
その他(維持補修費・繰出金)については前年度から0.9ポイントの増加となっており、類似団体平均に比べ高い水準にある。国民健康保険や介護保険の給付費の増加等により多額の繰出金が発生し、また公共施設等の老朽化による維持費が増加している。
前年度から0.4ポイントの減少となっており、類似団体平均に比べ低い水準にある。消防、広域連合等の一部事務組合に対する負担金等が類似団体に比べ少ないことが要因と考えられる。
前年度から1.0ポイントの減となっており、類似団体平均と比べて、やや低い水準を保っている。過去の利率の高い大型公共施設建設事業に伴う市債の償還が進んだことによるものであるが、今後は公共施設の老朽化等に対応するための市債発行も見込まれ、公債費の増加が予想される。償還と借入のバランスを注視して、引き続き健全な財政運営に努める。
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