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財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
長引く景気低迷や町内に中心とする産業等がないことなどにより財政基盤が弱く、平成24年度0.36と類似団体を大きく下回っている。組織の見直し、内部管理経費の削減、投資的経費の抑制と行財政改革に沿った施策の重点化の両立に努め、活力あるまちづくりを展開しつつ、行政の効率化に努めることにより財政の健全化を図る。
経常一般財源のうち、臨時財政対策債が対前年比19百万円減、地方交付税が49百万円の減、経常経費充当一般財源等のうち物件費24百万円増、67百万円増などが要因となり対前年比5.3%増加した。経常経費充当一般財源について、扶助費は増加傾向にあることで今後も増加が考えられる。経常一般財源について、本町は交付税への依存度が高く、その増減により影響を受けやすい状況である。依然と高水準にあり、義務的経費の削減及び、税収納率向上への取り組みなど歳入確保に努める。
平成16年度策定の行財政改革プラン、平成17年度策定の集中改革プランに基づく職員数の削減及び予算編成段階での歳出削減により、類似団体平均を下回っている。
平成23年度の国家公務員の給与削減により、指数が上昇したが、従来から給与の適正化が図られているため、類似団体平均よりも低い水準にある。平成25年度にラスパイレス指数が100を超える分の給与削減を行っている。
前期の行財政改革において機構改革や事務事業の見直しなど行政体制のスリム化に取り組み、退職者に伴う新規採用職員を抑制しつつ職員の削減を行った結果、平成16年度209人から平成21年度179人となり、30人の削減ができた。現在、民間委託などを活用し、更なる人員削減に取り組んでいる。
類似団体と比較して良好な数値であり、全庁的な歳出削減努力の結果であると考えられる。前年度より0.8%上昇した要因としては、図書購入費、備品購入費などが主な要因と考えられる。
昨年とほぼ同じ数値となった。上昇傾向の要因としては、特別会計への繰出金の増によりものである。独立採算性の原則に基づき、税率や使用料の改定等をはじめとする歳入歳出の一体的な改革に努める。
前年度から2.5%上昇しているが、償還のピークを過ぎたこともあり、類似団体平均と比較して低い水準である。今後も短期間に借り入れが集中しないよう財政健全化計画により、適正な執行を図る。
その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、繰出金の増が要因と考えられる。国民健康保険特別会計の財政状況の悪化や下水道特別会計への赤字補填的な繰出金に注視し、財政健全化に努める。
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