収益等の状況について
しかの温泉館は国民保養温泉地にある温泉共同浴場施設。・収益的収支比率:H29に比べH30は上昇しているが100%を下回っている。経費削減に努めてながら利用者の拡大を図り、黒字への転換に努める。・売上高GOP比率:平均値との比較では収益性は高いとみられるが、更に収益を上げていくことが必要である。・EBITDA:収益性は上昇しているとみられるが、更に収益を上げていくことが必要である。
資産等の状況について
H5に設置された建物であり、大きな施設修繕もなく現在に至るが、今後は老朽化対策も必要となっている。
利用の状況について
しかの温泉館は日帰り入浴施設であり、温泉利用者が利用人数となっている。近隣に類似した温泉施設が新規に設置されるなどの影響もあり減少傾向であるが、高速道路の開通後の動向を見据えながら利用者の拡大を図る。●利用者数の実績(H26)85,906人(H27)87,905人(H28)91,963人(H29)86,638人(H30)81,085人
全体総括
利用者の推移に大きな変化はないが、利用料が安価であり収益を上げるには集客力を上げることが必要である。今後、より一層の経費削減を行うなど適正な経営管理を図り収益性を高めるよう努める。