地域において担っている役割
当院は、地域の中核病院かつ高度な専門医療と救急医療を中心とした急性期病院としての役割を担い、住民に安心・安全な医療提供体制を確保し、地域医療に貢献していくことを目指して、医療の提供・充実に努め、住民の健康維持・増進を図る。
経営の健全性・効率性について
平成30年度においては、急性期医療体制の充実、地域連携の推進に取り組むとともに、経費等の削減に努めた結果、救急搬送件数は過去最高となったことなど地域住民へ安心・安全な医療を提供するとともに、昨年度より医業収支が向上し、経常収支、総収支ともに黒字を確保している。しかし、H30年度末の累積欠損金は、およそ16億円となっている。
老朽化の状況について
当院は、現有施設が既に築24年を経過し、老朽化・狭隘化など多くの問題点や課題を抱えている。
全体総括
平成29年3月に策定した改革プランに基づき、更なる経営改善を図るとともに、継続して安心安全な医療提供体制を確保するために、再編ネットワーク化や経営形態の見直しについての検討を継続する。