枚方市:市立ひらかた病院

地方公共団体

大阪府 >>> 枚方市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2018年度)

地域において担っている役割

本院は、幅広い疾患に対して効率的な医療を提供する急性期病院の役割を担うとともに、北河内唯一の市立病院として、救急医療や災害時医療、小児・周産期医療などの政策的な医療を担っている。

経営の健全性・効率性について

入院・外来収益ともに前年度より増加し医業収益は82億2,864万円となったが、医師や看護師等の採用により給与費が1億2,035万円増加し、手術件数や抗がん剤の使用量の増加に伴い材料費が9,526万円増加したことなどにより、医業費用が前年度と比べ増加し93億2,715万円となった。医業収支は約10億9,851万円の支出超過となり、総収支も約3,018万円の純損失となった。経営の健全性を示す経常収支比率・医業収支比率については、昨年度から改善しているものの100%を下回っている。累積欠損金比率については、市議会の議決を経て自己資本金を減少し繰越利益剰余金に振替を行ったことから大きく改善した。外来患者1人1日当たり収益については、検査収益が少ないことにより類似病院平均値より下回っている。また、材料費対医業収益比率は、医業収益に含まれる一般会計繰入金が他病院に比べて多いため、類似病院平均値を下回っている。

老朽化の状況について

当院は平成26年9月に開院し、平成30年度で開院5年目となった。現在のところ施設に大きな老朽化は見られないが、24時間稼働していることから、施設更新計画を踏まえ、現状に合わせて計画的に修繕・改修等を行っていく必要がある。器械備品減価償却率については、新病院開院に向け整備を行った多くの医療機器が償却終了に近づいていることから増加し、類似病院平均値を上回っている。機器更新計画に基づき計画的に更新していく必要がある。

全体総括

医業収支は、支出超過となっていることから、引き続き、救急搬送患者の受入れ促進や、積極的な地域医療機関への訪問により信頼を高め、紹介率・逆紹介率の向上を図ることで、医業収益の増加に努める。また、平成31年4月から消化器内科と消化器外科を一元化した「消化器センター」を本格稼働させ、臓器ごとに専門性の高いスタッフのもと、がんをはじめとした消化器疾患に幅広く対応し、これを柱とする収益構造の構築を図り、病床利用率の向上に努める。

類似団体【3】

小樽病院 市立病院 苫小牧市立病院 稚内病院 市立病院 総合病院 市立病院 八雲総合病院 中央病院 宮古病院 胆沢病院 磐井病院 久慈病院 気仙沼市立病院 栗原市立栗原中央病院 宮城県立がんセンター 公立刈田綜合病院 みやぎ県南中核病院 北秋田市民病院 リハビリテーション・精神医療センター 市立病院 北村山公立病院 公立藤田総合病院 地方独立行政法人新小山市民病院 がんセンター 公立藤岡総合病院 館林厚生病院 公立富岡総合病院 循環器・呼吸器病センター 小児医療センター 春日部市立病院 草加市立病院 がんセンター 青葉病院 地方独立行政法人 さんむ医療センター 東千葉メディカルセンター 神経病院 市立病院 阿伎留医療センター 公立福生病院 脳卒中・神経脊椎センター 井田病院 多摩病院 市立病院 燕労災病院 市立病院 小松市民病院 加賀市医療センター 公立松任石川中央病院 市立敦賀病院 国保市立病院 信州医療センター 伊那中央病院 昭和伊南総合病院 組合立諏訪中央病院 総合病院 中津川市民病院 土岐市立総合病院・駄知診療所 市立病院 富士宮市立病院 緑市民病院 碧南市民病院 西尾市民病院 蒲郡市民病院 稲沢市民病院 志摩病院 市立伊勢総合病院 松阪市民病院 桑名東医療センター 福知山市民病院 京都山城総合医療センター 池田病院 市立ひらかた病院 市立病院 市立病院 市立病院 大阪母子医療センター りんくう総合医療センター 加古川医療センター 丹波医療センター はりま姫路総合医療センター 赤穂市民病院 西脇病院 三田市民病院 西市民病院 明石市立市民病院 公立八鹿病院 市立奈良病院 大和高田市立病院 奈良県西和医療センター 橋本市民病院 新宮市立医療センター 公立那賀病院 国保日高総合病院 厚生病院 市立病院 市立病院 市立三次中央病院 徳島市民病院 徳島県鳴門病院 市民病院 今治病院 新居浜病院 西条市立周桑病院 幡多けんみん病院 八幡病院 市立病院 地方独立行政法人大牟田市立病院 公立八女総合病院 五島中央病院 国保総合医療センター 大島病院 北部病院 宮古病院 八重山病院