経営の健全性・効率性について
経常収支比率については、106.67%と黒字になっているものの、更なる費用削減や更新投資に充てる財源の確保が必要と考える。また、コストに見合った料金水準を維持すること、漏水等を減らし有収率の改善をはかること、維持管理経費の一層の削減をはかることにより、収益の確保に努める必要がある。
老朽化の状況について
当町は施設数が多いため、計画的、効率的な更新を行う必要がある。このためには、施設の老朽度について正確に把握し、適切な点検やメンテナンスを行い、施設の延命化、長寿命化を図ることが必要である。
全体総括
当町の水道事業で特に問題としなければならないのは、過疎化による給水人口の減少や、施設や管路の老朽化対策であると考える。これらの改善策として、計画的な施設更新や管路更新を行うことが必要である。