岩手県:胆沢病院

団体

03:岩手県 >>> 岩手県:胆沢病院

地方公営企業の一覧

特定環境保全公共下水道 漁業集落排水施設 流域下水道 中央病院 大船渡病院 釜石病院 宮古病院 胆沢病院 磐井病院 遠野病院 高田病院 久慈病院 江刺病院 千厩病院 中部病院 二戸病院 一戸病院 大槌病院 山田病院 軽米病院 大東病院 東和病院 南光病院 電気事業 工業用水道事業


収録データの年度

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2019年度)

地域において担っている役割

・圏域の基幹病院としての機能を担い、二次救急医療やがん医療等の高度・専門医療を提供する。・地域がん診療連携拠点病院として、専門的ながん医療を提供する。・地域医療支援病院として、紹介患者に対する医療の提供、地域の医療従事者に対する研修を実施する。・救急告示病院として圏域内を中心に救急患者の受け入れを行う。・地域災害拠点病院として、災害発生時の災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣や被災地内の重症傷病者の受け入れを行う。・臨床研修病院として、臨床研修医の受け入れを行う。
2012201320142015201620172018201920202021100%101%102%103%104%105%106%107%経常収支比率
201220132014201520162017201820192020202197%98%99%100%101%102%103%104%医業収支比率
20122013201420152016201720182019202020210%累積欠損金比率
201220132014201520162017201820192020202175.5%76%76.5%77%77.5%78%78.5%79%79.5%80%80.5%81%81.5%病床利用率
20122013201420152016201720182019202020215,000円5,200円5,400円5,600円5,800円6,000円6,200円6,400円6,600円6,800円入院患者1人1日当たり収益
20122013201420152016201720182019202020211,500円1,600円1,700円1,800円1,900円2,000円2,100円外来患者1人1日当たり収益
201220132014201520162017201820192020202151.5%52%52.5%53%53.5%54%54.5%55%55.5%56%職員給与費対医業収益比率
201220132014201520162017201820192020202126%26.5%27%27.5%28%28.5%29%29.5%30%30.5%材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

①、②の表で、当病院の経常収支比率及び医業収支比率は、類似病院の平均値より高く推移していることや、累積欠損金もないことから、安定した収益が確保されている。④、⑤、⑥の表で、当病院の病床利用率及び1人当たり収益は増加傾向にあり、類似病院の平均値を上回っているものの、⑧の表で、材料費の比率が類似病院の平均値より高く推移していることから、材料費の抑制等による費用削減が必要である。
201220132014201520162017201820192020202120%21%22%23%24%25%26%27%28%29%30%31%有形固定資産減価償却率
201220132014201520162017201820192020202128%30%32%34%36%38%40%42%44%46%48%50%52%54%56%器械備品減価償却率
20122013201420152016201720182019202020215,150,000円5,200,000円5,250,000円5,300,000円5,350,000円5,400,000円5,450,000円5,500,000円5,550,000円5,600,000円5,650,000円5,700,000円5,750,000円5,800,000円1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率②機械備品の減価償却率類似病院の平均値を下回っていることから、引き続き、経営状況を考慮しつつ中長期的な観点から施設の更新を検討していく。③1床当たり有形固定資産類似病院の平均値を上回っている。引き続き、過大な設備投資とならないよう、計画的な設備投資を行う。

全体総括

経営状況は、累積欠損金がないこと、経常収支比率、医業収支比率及び病床利用率が類似病院の平均値を上回っていること等から、安定的な経営が図られており、更なる収益確保に努めていく。また、材料費対医業収益比率は、類似病院の平均値を上回っていることから、材料費をはじめとする費用の効率化を進める必要がある。今後も、圏域の基幹病院として、二次救急医療やがん治療等の高度・専門医療等を提供し、地域医療支援病院としての役割を担うべく経営改善に努めていく。


地方財政ダッシュボードについて

本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org))もご記載ください。

収録資料

| 「財政状況資料集」 | 「経営比較分析表」 | 「統一的な基準による財務書類に関する情報」 |


© 2019- 地方財政ダッシュボード | 🔗澁谷 英樹 (researchmap) | 🏫澁谷 英樹 (南山大学)