六ヶ所村：公共下水道【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2019年度）

経営の健全性・効率性について

経常収支率は100％を超えているが、経費回収率は20％前後で推移していることから、使用料によって必要経費を賄うことが出来ていない状況で、一般会計からの繰入に頼っている。経費回収率が5ポイントほど低下している理由として、旧終末処理場の解体工事を行ったため、その費用が影響していると考えられる。水洗化率は高い水準となっているが、汚水処理原価は類似団体と比較して高額となっているため、より効率的な管理を図っていく。

老朽化の状況について

公共下水道の供用開始は平成14年からであり、比較的新しいため、老朽化による更新はまだ行っていない。今後、施設の設備の耐用年数が超過して来ることから、個々の資産の老朽化について詳細なストックマネジメント計画を策定し、適切な点検・更新を進めていくように努める。

全体総括

整備が概ね完了し、水洗化率も高い水準となっているが、経費の回収は使用料収入で賄うことができず、一般会計からの繰入金に頼っている状況であり、使用料単価の改定や管理の効率化など、経営基盤の強化を図る必要がある。

六ヶ所村：公共下水道

地方公共団体

地方公営企業の一覧

収集されたデータの年度

経営比較分析表（2019年度）

経営の健全性・効率性について

老朽化の状況について

全体総括

類似団体【Cd2】