経営の健全性・効率性について
・経常収支比率は、100%以上となっており単年度の収支が黒字であることが示されている。今後も健全経営を続けていくためにも、管路の改築更新等において補助金等の活用に努める。・累積欠損金比率は、毎年0%であるので経営が健全であることが示されている。・流動比率は、100%以上であることが必要であり、短期的な債務に対する支払能力は良好である。・企業債残高対給水収益比率は、類似団体平均値、全国平均値を大きく下回っており健全経営であることが示されている。今後も起債に頼らない財政運営に努める。・料金回収率は、100%を下回っている。消費税導入時において消費税が転嫁されてないことが大きな要因であると思われる。今後、消費税が10%になるときに水道料金の改定を検討する。・給水原価、施設利用率、有収率は、類似団体との比較により概ね良好である。
老朽化の状況について
・管路経年化率及び管路更新率については、法定耐用年数を向かえる前に管路更新を行っており、適正な維持管理に取組んでいるため健全であることが示されている。
全体総括
・全体的に水道事業は、良好である。今後も健全運営の維持、効率性の向上に努めていく。料金回収率においては、今後、段階的な改善が必要である。