小国町：簡易水道事業（法適用）【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2016年度）

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率は100％であり、全国及び類似団体を上回る状況であり、収支は健全な水準である。②該当数値なし。③該当数値なし。④企業債残高対給水収益比率は、全国及び類似団体を大きく下回っている。これは起債が伴う改良工事を長年行っていないためで、起債も平成26年度末で終了した。⑤料金回収率は、全国及び類似団体を下回っているが、これは震災の影響によるものである。⑥給水原価は、全国及び類似団体を上回ってる。これは、震災の影響によることが要因である。⑦施設利用率は、全国及び類似団体を下回っている。これは震災の影響によるものである。⑧有収率は、全国及び類似団体を下回っている。これは、設立当初より50年近くなるが大規模な改修工事を行っておらず、配水管等施設の老朽化が著しいためである。

老朽化の状況について

①該当数値なし②該当数値なし③管路更新率は、全国及び類似団体を上回っている。これは、震災の影響によるためである。

全体総括

収益的収支比率や料金回収率など高い数字を示し、収支的には良好な運営が出来ていると判断している。しかし、設立当初から50年を迎えようとする中で、これまで大規模な改良工事を行っていないため、施設の老朽化が著しいのが現状である。旅館施設が多く稼働率も高いことから、施設の改修並びに管路更新は避けられない課題となっている。今後も課題解消に向けた取組を検討していくものである。経営戦略については、今後策定予定である。

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