秋田県鹿角市:簡易水道事業の経営状況(最新・2016年度)
秋田県鹿角市が所管する水道事業「簡易水道事業」について、2016年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
経営比較分析表(2016年度)
経営の健全性・効率性について
簡易水道事業は平成29年4月1日より上水道事業に経営統合したため、平成28年度は簡易水道事業の最終年度となりました。平成29年3月31日に打ち切り決算を行い、上水道事業へ引き継いでいます。簡易水道事業は湯瀬・水沢・後生掛地区の3地区があり、湯瀬地区には浄水場及び配水池、水沢・後生掛地区には配水池を整備し給水を行っていますが、上水道事業同様に給水人口の減少による収益の減少が課題となっていました。平成28年度は大口利用者の利用が平年ベースに戻ったことで、前年度から収益が約1,000万円ほど減少したため、①収益的収支比率が類似団体平均値を下回っています。また、使用量(有収水量)減少により、⑥給水原価が上がり、⑤料金回収率が減少したことで、費用を収益で賄えていない状況となっています。建設事業については、経営統合に向けて、平成25年度より企業債を財源に統合整備事業を進めてきたため、企業債残高が増加しており、かつ平成28年度では収益が大幅に減少していることから、④企業債残高対給水収益比率は平均値を大きく上回り、増加する結果となりました。以上のことから経営の健全性については、料金収入だけでは経営が非常に厳しく、一般会計からの繰入金に依存している状況が覗えます。一方、経営の効率性については、適切な投資に努めてきたことから⑦施設利用率は類似団体平均並みとなっていますが、⑧有収率は類似団体平均よりも低くなっていることから、より一層効率的な経営を目指してまいります。
老朽化の状況について
③の管路更新率のとおり、平成28年度は老朽管の更新工事は実施していません。上水道事業統合に向けて、平成27年度に簡易水道事業の資産調査を行い、平成29年度の上水道事業会計に反映しています。これにより、今後簡易水道区域の管路経年化率などを把握することができるため、上水道事業で適正な時期に更新を進めていきたいと考えています。
全体総括
給水人口の減少や節水意識の高まりにより収益の増加が見込めないまま、今後は上水道事業として経営していくことになります。統合により上水道事業会計で賄う施設の維持管理費や減価償却費、企業債の元利償還金が増加しており、経営状況がより厳しい状況になるものと考えられますが、健全な経営を維持するために、更なるコスト削減に努めるほか、「アセットマネジメント」を導入し、資産状況を明確にした上で、施設管理の効率化や計画的な施設更新に努めていきます。また、将来を見据えた「経営戦略」を基に、経営状況を常に分析しながら、健全な事業運営に努めていきます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
簡易水道事業の2016年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の鹿角市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。