事業・施設概要
| 都道府県 | 秋田県 | 経営主体 | 鹿角市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 26,787人 |
| 現在給水人口 | 24,004人 | 給水区域面積 | 2,324ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は委託料などが増加したことに伴い100%を下回っています。近年100%を下回ることが多く、厳しい経営状況が続いています。②累積欠損金比率は発生していません。③流動比率は100%を上回っており、短期的な支払いには問題ない状況ですが、徐々に低下してきています。④企業債残高対給水収益比率は、平均値を大きく上回っているものの、企業債の借入額を抑制しているため、低下傾向となっています。⑤⑥給水原価は、有収水量の減少及び費用の増加により徐々に上昇しています。一方で、給水収益は減少傾向にあることから、料金回収率は恒常的に100%を切っている状況にあります。⑦施設利用率が平均値より高く、適正な施設規模であると考えられます。⑧有収率は、計画的に実施してきた漏水調査の成果により上昇傾向にあり、平均値を上回っています。今後、設備更新による減価償却費等の費用の増加や人口減少及び水需要の減少により、収益の減少が見込まれます。料金の見直し(令和7年度改定)や施設の適正化、より一層のコスト削減により、健全な経営及び効率的な事業運営に努めていきます。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、設備の更新等を行ってきているものの、上昇傾向にあり全国平均と比較しても高い状況にあります。②管路経年化率は、一体的に整備した管路が耐用年数を迎えたことにより、前年度と比較して大きく上昇しており、今後も上昇が見込まれます。③管路更新率は、毎年、老朽管更新工事を実施しているものの、類似団体と比較しても低い更新率となっています。今後、耐用年数を超過する老朽管がさらに増加すると見込まれるため、経営状況等を見極めながら、優先度の高い管路から順次計画的に更新を進めていきます。
全体総括
経営面については、給水収益が減少傾向である一方、費用が増加しており、料金回収率が恒常的に100%を下回っている影響で、経常収支比率は100%を下回っています。有収率の向上は、経営健全化に作用しているものの、経営を好転させるまでには至っていません。施設面では、老朽化が進行しているものの、給水人口の減少等に伴う収益減少により、更新費用が十分確保できず、更新率の改善が困難な状況となっています。これらのことから、持続可能な経営のため、令和7年度に水道料金を改定するとともに、引き続きより効率的な運営を心掛ける必要があります。
経営状況
収支構造
総額5.7億円
総額5.9億円