秋田県鹿角市:末端給水事業の経営状況(2015年度)
秋田県鹿角市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2015年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2015年度)
経営の健全性・効率性について
簡易水道事業は給水人口535人と比較的少ない人口規模の事業であり、上水道事業同様に人口減少に伴う給水人口の減少により、水道料金の減少が懸念されています。そのため、①収益的収支比率は平成27年度に一時的な水道使用量増加による料金収入増のため増加していますが、適正数値の100%を下回っています。投資に対する財源も企業債に依存しており、平成25年度より進めている簡易水道事業を上水道事業に統合する整備工事などにより、④企業債残高対給水収益比率も増加し、企業債償還金も増加してきています。水道1㎥あたりの⑥給水原価は維持管理費の抑制により、類似団体平均よりも低い状況にありますが、給水費用がどの程度水道料金で賄えているかを表す⑤料金回収率についても、100%を切っており、水道料金だけでは水道を供給する費用を賄い切れない状況が続いています。⑧有収率については平成27年度の使用量増加により平均値を上回りましたが、毎年減少傾向にあり、施設の稼働が収益に反映できていない状況です。平成29年度より、これまで簡易水道事業として経営してきた湯瀬・水沢・後生掛地区は、平成29年度より上水道事業として経営が始まります。統合により、上水道事業の経営悪化につながらないよう、簡易水道事業区域のコスト削減や、適切な投資を見極める必要があります。
老朽化の状況について
耐用年数を迎えた後生掛簡易水道の配水管更新工事を、平成27年度に実施しています。今後、耐用年数を迎えた配水管等の更新や、施設の機器類の更新への対応が必要となります。更新時期が単年度に集中しないよう、優先順位を見極めながら、過剰な投資の抑制にむけた取り組みが必要と考えます。
全体総括
給水人口の減少による料金収入の減少や節水型機器の普及により、今後給水収益の増加は見込めない一方、施設などの維持管理費や、耐用年数を迎えた機器類や配水管の更新などに対応しなければならない厳しい経営環境にあります。平成29年度には上水道事業に統合となることから、安定した経営が見込まれますが、上水道事業会計を圧迫しないようコスト削減に取り組むほか、計画的な更新を進めるように努めます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2015年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の鹿角市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。