経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を超えており累積欠損金比率も0であり、安定した経営状況である。流動比率は100%を下回っているが、企業債残高が多いことが原因と考えられる。企業債残高対事業規模比率は類似団体と比較して低い水準となっている。3施設を公共下水道に接続したことにより前年度より高くなったいる。経費回収率は、類似団体と比較して低い水準となっており、料金収入の確保や維持管理費の削減が必要である。汚水処理原価は類似団体と比較して高い水準となっており、汚水処理費の削減が必要である。施設利用率は類似団体と比較して高い水準となっており、効果的な施設運営ができているといえる。水洗化率は、類似団体と比較して高い水準となっている。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、類似団体と比較して低い水準となっており、施設の老朽化は少ないといえる。管渠老朽化率、管渠改善率は0となっており、耐用年数を超えた管路はない。しかし、今後増加していくことが見込まれるため、更新需要の把握が必要となる。
全体総括
令和元年度末に、全ての施設を公共下水道に統合し、事業の廃止を行った。