事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | たつの市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 71,917人 | 現在処理区域内人口 | 4,875人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,707人 | 現在処理区域面積 | 570ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,615m³/日 | 下水管布設延長 | 97km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率及び経費回収率は、類似団体平均値よりも高いものの、経常収支比率に対して経費回収率が低いことから、収益については使用料収入以外に一般会計からの繰入金等に依存して維持管理費や支払利息等の費用を賄っている状況である。また、流動比率は類似団体平均値を大きく下回り、債務に対する支払い能力が低いことからも支払能力を高めるための経営改善が必要である。水洗化率は、類似団体平均値と比較して高い水準で推移しているものの、使用料の増収を図るために今後も水洗化率向上に取り組む必要がある。
老朽化の状況について
進み、法定耐用年数に近い資産が類似団体と比較して多く、将来の施設の改築・更新が必要である一方で、管渠改善が実施されていない状況である。今後は、各農業集落排水処理場の更新時期が一時期に集中して到来することから、最適化計画に基づき、順次施設の更新を実施する一方、点在する処理施設の統廃合や近接する特定環境保全公共下水道への接続等を視野に入れながら効率的な運営に努める必要がある。
全体総括
経費回収率が低いことから、一般会計からの繰入金依存からの脱却が経営課題と言える。今後は人口減少に伴う使用料の減収、社会情勢の変化に伴う維持管理費用の増加及び施設の老朽化に伴う更新費用の増加が見込まれるため、財源確保が必至である。財源確保のためには計画的な使用料改定による適正な使用料収入の確保、汚水処理費の更なる削減が必要である。また、農業集落排水処理場の統廃合等を推進するとともに効率的な施設整備を行う必要がある。本分析を踏まえ、経営戦略等への反映、投資計画等の見直しに取り組み、早期の経営健全化を目指していく。
経営状況
収支構造
総額2.6億円
総額2.4億円