事業・施設概要
| 都道府県 | 富山県 | 経営主体 | 南砺市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 45,706人 | 現在処理区域内人口 | 3,995人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,844人 | 現在処理区域面積 | 211ha |
| 晴天時現在処理能力 | 4,777m³/日 | 下水管布設延長 | 206km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率については、毎年類似団体よりも低い数値となっており、経常損失を毎年計上している。②累積欠損金比率については、類似団体より高い数値となっている。当年度未処理欠損金が昨年より大きくなり、累積欠損金を継続して計上している。③流動比率についてはマイナス値が年々大きくなっている。これは処理場経費や減価償却費、起債償還利息等の経費負担が多額となっていることが要因であるが、その背景には山間部に集落が点在していることや、事業方針により排水人口が少ない地域であっても環境衛生面向上のために下水道の整備を行っている等の経緯があるもの。(⑥についても同要因による。)※当市では複数事業の会計・経理を一体として行っており、下水道会計全体のバランスを取っている。平成22年5月使用分より使用料の改定と一般会計からの繰入の見直しを組み合わせて行った。(下水道会計全体での数値は、以下〔全体総括〕を参照のこと。)④企業債残高対事業規模比率については、管路等の整備がほぼ完了し、企業債(借金)の償還ピークが過ぎたことから、類似団体と比較して低い数値を示している。しかしながら、今後は管路の長寿命化対策等老朽化対策、防災対策などにより再び企業債が増加することが予見されるため、費用の平準化等による効率的な管理運営、投資・予算配分の適正化に努める。⑤経費回収率については、汚水処理費が増加したため、前年度より減少した。⑥⑤に伴い、汚水処理原価は上がった。⑦施設利用率については、当年度も前年度と同様に50%をきっている。また、類似団体と比較しても低い数値となっている。⑧水洗化率はわずかに上昇しており高い水準となっている。
老朽化の状況について
当市における農業集落排水事業は昭和53年から建設着手している。法定耐用年数を経過した処理場、管渠等はない。①有形固定資産減価償却率については、増加傾向にあり、類似団体平均値を上回っている。
全体総括
流域下水道事業計画区域に隣接する処理区域を、順次、流域下水道へ接続を行い経費の削減を図ってきた。今後も計画的な接続による施設の統廃合を行うことで経費の節減に努める。また、望ましい使用料体系の在り方について検討を行うため、令和6年度に料金改定検討委員会を立ち上げた。令和7年11月に、提言を頂いており、提言内容に沿った改定を令和9年度から実施すべく取り組んでいるところである。※経営分析表の前提条件当市では決算統計区分の事業の会計・経営を一体とし、下水道使用料収入も一本化されている。
経営状況
収支構造
総額4.0億円
総額5.2億円