事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 南相馬市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 55,376人 | 現在処理区域内人口 | 3,039人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,817人 | 現在処理区域面積 | 589ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,636m³/日 | 下水管布設延長 | 59km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率令和6年度については、繰出基準に基づく一般会計からの繰入金の増により経常収支比率が100%上回り、類似団体平均を超える結果となった。しかし、使用料収入については減少傾向にあること、また、減価償却費が増加していることから、今後の推移を注視していく必要がある。②累積欠損金比率公営企業会計を適用してから間もないことから、類似団体平均よりも低い水準となっている。令和6年度に純利益を計上したことから、前年比で減となっている。③流動比率公営企業会計を適用してから間もないことから、類似団体平均よりも低い水準となっている。前年度に比べて流動負債よりも、流動資産の減少率の方が大きくなったため流動比率が低くなっている。⑤⑥経費回収率、汚水処理原価経費回収率は90%台を維持しており、令和6年度については95%を上回る結果となった。しかし、本市の農業集落排水事業における使用料単価は150円/㎥を下回っていることから、適正な使用料水準を確保していく必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率本市の農業集落排水事業全体としてみると、供用開始から比較的年数が経過していないことから、類似団体平均よりも大幅に低い水準となっている。しかし、公営企業会計を適用した令和2年度から毎年約3%ずつ上昇しており、今後計画的な施設更新等を行っていく必要がある。②③管渠老朽化率、管渠改善率管渠については法定耐用年数を超えるものがないため0%となっている。令和5年度については管路の修繕を実施しており、管渠改善率が伸びている状況である。
全体総括
本市の農業集落排水事業については、処理区域内の人口減少に伴い、将来的な水洗化人口の増加が期待できないことから、使用料収入は横ばい又は減少に転じていくと見込んでいる。また、今般の物価高騰及びエネルギー価格高騰等の影響により、維持管理費が増加している状況である。以上から、今後処理施設の統合や公共下水道への接続など、維持管理費削減に有効な対策を検討し、効率的な事業運営を行っていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額1.9億円