事業・施設概要
| 都道府県 | 宮崎県 | 経営主体 | 延岡市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 112,864人 | 現在処理区域内人口 | 3,317人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,071人 | 現在処理区域面積 | 305ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,183m³/日 | 下水管布設延長 | 53km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
・経常収支比率は100%を上回っており、累積欠損金も発生しておらず、比較的経営の健全性は保たれています。今後も健全経営を持続していくことが必要です。・流動比率は100%を下回っています。このことは、1年以内に現金化できる資産で、1年以内に支払わなければならない負債を賄えていないことを示していますが、負債の多くは建設改良費等の財源に充てるための企業債が占めており、これについては使用料等を原資として償還を予定しています。このことを踏まえた上で、支払能力を高めるためにも引き続き経営改善が必要となります。・経費回収率は100%を下回っています。このことは、現行の使用料収入では全ての汚水処理経費を賄えていないことを示していますので、将来を見据え、維持管理費用に対する使用料水準について再検討していく必要があります。また、維持管理費の削減や不明水(特に雨天時に汚水量が増加する現象)対策に取り組み、有収水量の確保に努めます。・水洗化率は平均値よりも優位な数値で推移していますが、施設利用率は平均値を下回っています。これは、令和4年度に農業集落排水処理区域であった行縢地区を効率的な汚水処理を目的に特定環境保全公共下水道に接続したため、水洗化率は上昇し、施設利用率は一時的に減少したと考えられます。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、数値が100%に近いほど、保有資産が法定耐用年数に近づいていることを示しています。老朽化について、法定耐用年数を超えた管渠はないことから、現在必要な更新事業はない状況です。今後の老朽化を見据えて、将来の更新費用の財源確保と投資計画の見直し等を行う必要があります。
全体総括
今後、処理施設の老朽化に伴う費用の増加に対応するため、更新費用の財源となる使用料の見直しや処理場の統廃合も含めた効率的な改革が必要となっています。また、本地域内においては、不明水増加が大きな問題となっています。その影響による維持管理経費の増加も顕著に表れているため、早急な原因の究明と整備を行う必要があります。なお、経営戦略については令和6年度に近年の物価高騰等の影響を事業費に反映し、改定を行いました。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額2.0億円