事業・施設概要
| 都道府県 | 京都府 | 経営主体 | 福知山市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 74,009人 | 現在処理区域内人口 | 6,915人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 6,605人 | 現在処理区域面積 | 645ha |
| 晴天時現在処理能力 | 4,847m³/日 | 下水管布設延長 | 195km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、100%を上回っている。費用を使用料と一般会計繰入金で補っている状況である。②累積欠損金は、発生していない。③流動比率は、前年度比9.9ポイント増である。これは、資本費平準化債の拡充に伴い企業債の借入額が増加したことにより、現金預金が増加したためである。100%を下回っているため、流動比率の改善に向け経営改善に努めたい。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体の平均値を下回っている。これは、管渠等の整備を完了しているためである。⑤経費回収率は、前年度比12.21ポイント減である。100%を下回り、必要な経費を使用料により賄えていない状況である。これは、施設の維持管理に係る汚水処理費が増加したことに加えて、下水道使用料が減少したためである。今後は維持管理経費等に注視しつつ、業務改善を図っていきたい。⑥汚水処理原価は、前年度比151.78ポイント増で、類似団体の平均値を上回っている。これは、施設の維持管理に係る汚水処理費が増加したことに加えて、年間有収水量が減少したためである。処理区域内人口の減少に伴い、有収水量が減少することから、今後も汚水処理原価の増加が見込まれる。⑦施設利用率は、類似団体の平均値を下回っている。これは処理区域内人口の減少が要因である。⑧水洗化率は、類似団体の平均値を上回っている。本市の農業集落排水施設の整備は平成19年度に完了しており、現在は水洗化率向上に向けた取組を進めている。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体の平均値を大きく下回っているため、施設全体の老朽化の度合は低いと言える。②管渠老朽化率は、0%である。耐用年数を超えて使用しているものはなく、健全な状態を維持できている。③管渠改善率は、類似団体の平均値と同じ数値となっている。
全体総括
本市の農業集落排水施設の整備は平成19年度に完了していることから、現在は各汚水処理施設の維持管理を適正に行うための取組が事業の大半を占めている状況である。汚水処理施設が広範囲に多数点在し、各施設とも処理戸数が少ないため、維持管理費用が大きい割に有収水量は少ないことから、汚水処理原価が高くなる傾向にある。使用料収入のみでは維持管理費用を賄えていない状況であり、経営の健全化に努める必要がある。本市では、人口減少により生じた施設の余剰能力を有効に活用できるよう、費用対効果を見定めながら農業集落排水施設間の施設統合や公共下水道への施設統合を実施している。令和4年度から令和5年度にかけて2地区の農業集落排水施設を公共下水道へ施設統合し、さらなる事業効率の向上を図った。また、令和5年4月より地方公営企業法の全部適用を行った。
経営状況
収支構造
総額9.6億円
総額9.6億円