長門川水道企業団:末端給水事業
団体
12:千葉県
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長門川水道企業団:末端給水事業
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末端給水事業
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%を超え黒字を維持しております。③流動比率は類似団体平均値で推移しており現在のところ資金現金は微増となっております。④企業債残高は、類似団体より低い状況ですが、平成30年度策定経営戦略(水道施設改良事業計画)に基づき借入を行い、施設等の老朽化による更新事業を予定しているため今後上昇する見込みです。⑤の料金回収率は100%を超え、料金収入で費用を賄っています。⑥給水原価が類似団体と比較して、高めであるのは、表水流と受水で構成される水源のうち、受水費が高いことによるものです。⑦施設利用率は、給水人口の減少や節水器具等の普及により配水量が減少傾向にあります。⑧有収率は、類似団体より高い水準で推移しています。高い収納率を維持するため、漏水の多い地区の配水管の布設替を実施しており、また、漏水の通報等に対して速やかに修理をし無駄な水を発生させないようにしています。
老朽化の状況について
①有形固定資産のうち償却対象資産の減価償却がどの程度進んでいるかを表す指標で、老朽化度合いを示す有形固定資産減価償却率は、平成25年度までは類似団体平均とほぼ同じ35%前後でしたが、会計制度改正によるみなし償却(補助金等で取得した資産について補助金部分の償却を行わない制度)廃止に伴い、令和元年度70%と類似団体平均よりたかくなっております。これは、みなし償却を行っていた資産が老朽化している傾向が高いことを示しています。②管路経年化率は、類似団体平均より少ない状況ですが、これから徐々に上がっていくことから計画的な配水管の更新が必要になります。③管路更新率は年度によって差がありますが、更新の優先度を決めて行っており類似団体平均より低い傾向です。
全体総括
全体的に経営の健全性、効率性については類似団体と比較してほぼ良好です。今後も平成30年度策定経営戦略(水道施設改良事業計画)に則り安定給水に努めていきます。