千葉市:青葉病院

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経営比較分析表(2017年度)

地域において担っている役割

青葉病院では、入院を必要とする患者を搬送する救急車を断らないという基本方針の下、平成27年10月から新たに救急棟を供用開始し、救急搬送の積極的な受け入れを推進しました。そのほか、血液疾患や身体合併症を有する精神疾患などの政策的な医療に積極的に取り組み、地域の中核的な病院として、良質な医療の提供に努めています。平成28年4月に千葉県から地域医療支援病院として承認され、平成29年4月には災害拠点病院として指定されました。地域医療や救急医療、災害医療の面でも「安全・安心な医療」を提供していきます。

経営の健全性・効率性について

病院事業全体の医業収支は平成25年度より悪化に転じ、以降、赤字が拡大する状態が続いています。この医業収支の悪化に伴い、累積欠損金も拡大し続け、平成27年度以降内部留保資金残高(当年度末補てん財源)不足も拡大するなど、危機的な経営状況にあります。そこで、市民が必要とする医療を提供し続けるためにも、「経営の健全化」、すなわち「医業収支の改善」が最大の課題です。病床利用率の向上による収益の増加、給与費・委託料などの支出の削減により、「医業収支の改善」を図ってまいります。

老朽化の状況について

平成29年度は平均値を約10パーセント程度上回る減価償却率となっています。これは主に青葉病院の建設から14年が経過し、建物の減価償却が進んでいることが挙げられます。今後も必要な設備更新や修繕を行ってまいります。

全体総括

市立病院が、今後も地域において必要な医療提供体制を確保するとともに、経営の効率化を図り、持続可能な病院経営を目指すため、「千葉市病院改革プラン(第4期)」に基づき、以下4点の実現に取り組んでまいります。1-経営の健全化2-市民が必要とする医療の提供3-安全・安心な医療の提供4-持続・発展のための人材の充実

類似団体【3】

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