久吉ダム水道企業団:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2015年度)

経営の健全性・効率性について

累積欠損金もなく経常収支比率も100%以上となっており健全な水準となっているが、料金回収率は全国平均値及び類似団体平均値を下回っている。これは初期投資設備の減価償却費や企業債利息が経常費用を圧迫し、給水原価が高額となり、結果的に料金回収率が低くなる要因となっている。流動比率が極めて低い結果となっているが、平準化債の発行可能額が企業債の償還に必要な額よりも上回っていることから、当面の間はこれを利用し健全性を保てるものと考える。しかしながら人口の減少による経営への影響は避けては通れない現状にあるため、今後も経費節減の継続及び上水道未普及地域への加入促進に努めていく。また、近隣市町村の水道料金の格差を考慮しながら料金の見直しを適時適切に行っていく必要がある。また、有収率が類似団体と比べ低い値となっているが、配水管総延長約82㎞のうち28年度において約32㎞の漏水調査を実施し、発見された漏水個所については既に修繕を行ったため、28年度決算においては10%ほどの有収率UPを見込んでいる。また、29年度以降も未実施の50㎞について、漏水調査を予定しているため、30年度までには現状から20%ほどの有収率UPを見込んでいる。

老朽化の状況について

耐用年数を経過した施設の整備更新を優先的に行ってきたため、管路の更新が先送りとなっていた。これが、管路経年化率が高く管路更新率が低い要因となっている。今後は、漏水調査の結果を基に老朽管更新計画を作成し管路の更新を重点的に行っていく必要がある。

全体総括

現在、経常収支比率が100%以上となっており経営の健全性を維持してきている。今後、漏水調査の結果を基に老朽管更新計画を作成し先送りにしてきた管路の更新を行っていく予定である。なお、更新に必要な経費は経常費用からの捻出が困難なため起債に頼らざるを得ない状態である。また、給水人口の減少による今後の経営への影響は避けては通れない現状のため、水道料金の見直しも近隣市町村の料金の格差是正を考慮しながら適時適切に行っていく必要がある。

類似団体【A7】

芦別市 赤平市 森町 八雲町 岩内町 栗山町 斜里町 日高町 浦河町 西空知広域水道企業団 平内町 板柳町 鶴田町 中泊町 野辺地町 六ヶ所村 久吉ダム水道企業団 雫石町 大槌町 一戸町 蔵王町 村田町 丸森町 山元町 松島町 南三陸町 仙北市 羽後町 白鷹町 遊佐町 桑折町 川俣町 鏡石町 猪苗代町 棚倉町 茂木町 塩谷町 榛東村 甘楽町 中之条町 東吾妻町 明和町 千代田町 越生町 鳩山町 ときがわ町 小鹿野町 美里町 神川町 多古町 東庄町 山北町 聖籠町 田上町 珠洲市 宝達志水町 能登町 南越前町 越前町 高浜町 富士川町 富士見町 南箕輪村 松川町 高森町 池田町 松川村 小布施町 山ノ内町 飯綱町 郡上市 揖斐川町 池田町 川辺町 東伊豆町 朝日町 川越町 多気町 紀宝町 竜王町 宮津市 能勢町 太子町 市川町 神河町 那智勝浦町 岩美町 湯梨浜町 大山町 南部町 高梁市 新見市 早島町 里庄町 矢掛町 勝央町 安芸高田市 三好市 板野町 上板町 土庄町 小豆島町 まんのう町 内子町 室戸市 土佐清水市 香美市 佐川町 黒潮町 鞍手町 桂川町 筑前町 大木町 広川町 対馬市 川棚町 佐々町 豊後高田市 豊後大野市 串間市 新富町 阿久根市 西之表市 垂水市 大崎町 肝付町 本部町 恩納村 金武町 嘉手納町