経営の健全性・効率性について
経常収支比率、料金回収率ともに類似団体平均、全国平均を上回っており、経営の健全性は保たれている。施設利用率、有収率等の数値が低いため、設備の統廃合、ダウンサイジング等の実施、漏水の発見、修理等を行い経営の効率性を高める必要がある。
老朽化の状況について
管路経年劣化率、管路更新率ともに、年度による不整はあるものの、総じて類似団体平均、全国平均と同等以上の良好な数値を示してるが、有形固定資産減価償却率の数値が上昇しており、設備の老朽化は確実に進んでいる。
全体総括
経営の健全性は高水準で保たれているが、設備の老朽化は確実に進んでおり、設備更新の需要は高まってきている。適切な設備の老朽化対策、投資のあり方について、検討が必要である。