与那国町：簡易水道事業（法適用）

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率平成30年度から実施された基本料金無料化政策に伴い収益比率は横ばいとなっている。④企業責残高対給水収益比率平均値より低い値となっているが、施設更新及び長寿命化施設の10年長期工事を平成29年度より実施し多大な経費増が見込まれることから、随時その適正度を検討する必要がある。⑤料金回収率平均値より高い値となってはいるものの、昨年度から徐々に下がってる為、回収率の向上に努める。⑥給水原価平均値より低い値となっており、良好である。⑦施設利用率平均値より高い値を維持していることから、施設への投資経済性は効率的に推移している。⑧有収率定期的に上水道の漏水調査を実施し、漏水対策をし不感の量水器は取替により、健全化を図る。

老朽化の状況について

③管路更新率管路更新につては、平成29年度より管路等の更新長期整備事業を実施しており、硬度低減施設が令和2年度７月に完成し、それに伴い送水管・導水管と管路の更新を壮図する。

全体総括

経営状況の収益性等は概ね良好と判断できるが、水道施設整備10年長期計画を基に平成29年度より老朽施設及び管路の更新整備事業を実施していることから、今後は起債の償還や工事費、維持管理が増額することかが必至であり厳しい状況が予想され、さらなる経費の削減等に努めていく。