農業集落排水施設 公共下水道 国保病院 簡易水道事業(法適用) 林業集落排水施設 特定環境保全公共下水道 簡易水道事業(法適用)
2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度
人口の減少と急速な高齢化に加え、町内に基盤となる産業が乏しいことから、税収等の大きな伸びは期待できず、財政基盤が弱く財政力指数は低い水準で推移している。今後、税等の収納率向上と定員管理・給与の適正化等歳出の抑制に取り組み、財政の健全化と財政基盤の強化に努める。
合併後の行財政改革の断行により、職員定員管理において、229人から179人まで削減し、合併前旧団体で発行した大規模事業にかかる起債の償還も終了したことで、大幅な改善がみられた。今後は、新たにPFIでのFTTH事業や認定こども園整備事業、教育施設整備等の大規模な事業による起債の借入に伴い、財政の硬直化が懸念される。加えて、平成27年度より普通交付税にかかる算定替の特例措置が縮減されることにより財政の硬直化が懸念される。引き続き、行財政改革の推進により財政の健全化に努める必要がある。
平成17年3月の町村合併により、適正規模以上の職員数と公共施設となったことにより、人件費及び物件費の抑制を図るため、「鏡野町定員適正化計画」及び「第二次行財政改革大綱」により、財政引き締め策は行っているものの、未だ類似団体の平均を大きく上回っている状況である。指定管理者制度の導入等により人件費の抑制を図っているが、人口に比較して行政区域が広大であり施設も多いことから、施設にかかる管理費が嵩み極端な抑制は困難であると考えられる。今後は、公共施設等総合管理計画により、施設のあり方を見直し、適正な指示管理に努める必要がある。
平成23年度までは類似団体平均よりも高い水準で推移していたが、平成24年度以降は、若干下回っている。また、高齢・高給者の退職により、国の平均月額より低い者の採用を見込むことから、指数は当面微減傾向にあると考えている。今後も類似団体の給与水準を注視し、人事評価制度の活用により適正な給与水準の確保に努める必要がある。
町村合併により旧団体の職員を引き継いだことにより、類似団体の平均を大きく上回っているが、定員適正化計画(改訂版:平成26年度~平成30年度)に基づき、退職者に対する補充採用者数の調整や機構改革による人員削減の取り組みにより改善傾向にある。行政区域が広大で管理する施設も多いことから、職員数の削減に伴い行政サービスの低下を招くおそれもある。
普通会計における地方債償還及び簡易水道・公共下水道施設整備等に伴う公営企業への多額の繰出金により、類似団体を大きく上回る比率となっていたが、大規模事業に係る起債の償還が終了し、徐々に改善傾向となっており、単年度比率では一桁代の数値となり、3年平均でも類似団体程度の比率にまで戻せる見込みであるが、平成25年度から実施た情報通信施設や認定こども園の整備事業等に係る多額の起債借入に伴い、次第に改善の比率は鈍化し、平成30年度からは当面11%台で推移するものと見込まれる。平成19年度に作成した公債費負担適正化計画に基づく新発債の抑制と公営企業会計における上下水道の料金体系の見直しを行い改善を図る。
市町村合併前に旧団体において大規模施設整備に係る起債の償還が終了したことにより、類似団体と同水準での比率となっていたが、平成26年度に竣工した鏡野町情報通信施設整備運営事業の債務負担行為を平成24年度に計上したため比率が大きく上昇したが、平成25年度分の投資額の終了により40%下降した。今後も逓減傾向に進むと考えているが、公共下水道及び簡易水道等整備により公共事業債が増加する見込みであり、将来負担額は厳しい状況と認識し、公営企業会計への繰出金の抑制に向け、公共料金体系の見直し等適正な公営企業経営を目指す。
類似団体と比較すれば、経常収支比率に占める割合は低いが、人口に対して職員数が多いことから総額では多額となっている。今後も鏡野町定員適正化計画に基づく職員数の適正な管理と適正な給与水準を保つことにより人件費の削減に努める。
物件費に係る経常収支比率が高い要因のひとつには、合併前団体から引き継いだ多くの公共施設の経常的な管理費の増加に起因するところが大きい。、今後は公共施設等総合管理計画を策定するにあたり、老朽化施設や類似施設の抜本的な施設のあり方について、統廃合や民間への委譲等を検討するとともに、指定管理制度による施設管理における運営管理の適正化を徹底し、経費の削減に努める。
扶助費にかかる経常収支比率は類似団体の平均を大きく下回っているものの、前年度からの扶助費の伸びをみても、高齢者人口の増加に伴う扶助費は確実に増加し、今後も自立支援法に係る各種給付費は着実に増加する見込みである。
その他における歳出では、他会計への繰出金が大きな割合を占めている。公共下水道の施設整備にかかる公債費への繰出金が増加傾向にある。今後は、現在実施している農業集落排水施設整備事業への繰出しも見込まれるため、他会計への繰出金がしばらくの間は高い水準で続くものと思われる。
補助費については、類似団体の平均を大きく下回ってるが、今後は津山圏域資源循環施設組合や消防組合等の一部事務組合の施設整備による負担金の増加が見込まれる。また、津山圏域資源循環施設組合においては、平成28年度より本稼働となり運営経費にかかる負担金の増加が見込まれ財政への影響が懸念される。
町村合併前に各団体が実施した大規模事業のために発行した起債償還額が、平成19年度をピークに減少に転じ、以降10%以上の減少となり、類似団体の平均と肩を並べる状況にまで改善が図られている。しかし、平成25年度及び26年度に実施した普通建設事業に係る合併特例債の多額の借り入れにより、平成29年度以降の公債費が大きく上昇する見込みとなる。今後も公債費適正化計画に基づき新発債の発行額の抑制を図り、公債費負担の適正化に努める。
公債費以外では類似団体の平均を10.0%と大きく下回っているが、今後の社会情勢等による扶助費や補助費の増加及び税制改革等による物件費等の増加、また特別会計への繰出金の増加等が懸念される中で、今後も歳出の抑制と歳入確保に向けた取り組みが必要である。
岩内町 上富良野町 洞爺湖町 野辺地町 階上町 村田町 五城目町 中山町 大熊町 榛東村 明和町 越生町 ときがわ町 皆野町 一宮町 長生村 白子町 大多喜町 中井町 松田町 山北町 箱根町 田上町 阿賀町 朝日町 宝達志水町 南越前町 美浜町 高浜町 身延町 御代田町 木曽町 池田町 松川村 東伊豆町 豊山町 川越町 大台町 紀宝町 能勢町 太子町 市川町 神河町 紀美野町 湯浅町 上富田町 岩美町 南部町 伯耆町 早島町 里庄町 鏡野町 坂町 平生町 海陽町 板野町 上板町 つるぎ町 鬼北町 佐川町 桂川町 大木町 香春町 添田町 川棚町 佐々町 美里町 甲佐町 湧水町 屋久島町 徳之島町 本部町 恩納村 金武町 嘉手納町