矢掛町

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収集されたデータの年度

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指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2016年度)

財政力

財政力指数の分析欄

企業誘致の推進や積極的な定住施策、観光施策等により定住人口や交流人口を増やし、税収増加を図っているが、少子高齢化による人口減少や全国平均を上回る高齢化率(平成29年12月末37.39%)等により財政基盤が弱く、類似団体平均を下回っており、地方交付税に依存した財政運営となっている。平成27年度に個人住民税にかかる特殊要因があり単年度の財政力指数が大きく上がったことにより、3ヵ年平均の本数値も前年度から改善している。

類似団体内順位:31/56

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は前年度から2.7%悪化し、87.6%となっている。これは、27年度に特殊要因により増加した個人住民税が例年並みに戻ったことによる地方税の減(-14.9%)及び地方消費税交付金の減(-12.3%)等により経常一般財源が減となるとともに、障害福祉費等の扶助費の増、保育士処遇改善による職員給の増、過疎対策事業債の償還に伴う公債費の増等により、経常経費が増となったことによる。公債費について今後数年は増となるため、経常収支比率も80%代後半で推移していく見込みだが、歳入の根幹である町税の増収を図るとともに、物件費のさらなる縮減に努め、経常経費の縮減を図っていく。

類似団体内順位:29/56

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成28年度の人件費・物件費等決算額は前年度から微増だったが、人口が減少したことから、人口1人当たりの額は約3,800円の増となっている。人口減少社会の中で矢掛町では定住人口・交流人口の増加を大きく打ち出し、定住施策や少子化対策のほか、特に観光施策に力を入れている。特にソフト事業に重点を置き各種施策を実施していることにより、賑わい創出のための委託費が増えているが、国県の補助制度を有効に活用することで一般財源の支出を抑える一方で、指定管理者制度の活用など事務の合理化を進め、経費削減に努めている。

類似団体内順位:15/56

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

平成25年度以降、数字が徐々に上昇しているが、一般行政職員の構成人数が少ない中で、異動に伴い変動しているものであり、特に大きな要因はない。

類似団体内順位:43/56

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

矢掛町は類似団体内で人口千人当たり職員数が平均より3.22人少ない6.97人となっており、平成27年度よりも平均値との差が大きくなっている。市町村における行政サービスは、今後もさらに多様化していくことが見込まれることから、介護職や保育職等の専門職の確保を優先し、財政運営を考慮しながら採用を進めていく必要がある。それと同時に、定年退職者の再雇用制度等の活用による世代交代の円滑化やITの効果的な活用、業務の民間委託等の推進により、職員負担の軽減を図り、住民サービスの向上を図っていく。

類似団体内順位:4/56

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

平成27年度から元利償還金の額は増加しているものの、後年度の交付税措置割合の大きい地方債を活用していることや、長期保有していた金利の高い地方債の償還が順次終了していることから、実質公債費比率は年々減少しており、平成28年度は7.9%となっている。比率は減少しているものの、近年積極的に活用している過疎対策事業債の元金償還が順次始まっていることから、今後も公債費は伸び続ける見込みであり、繰上償還制度を活用する等、計画的な公債費対策を実施しながら、比率の改善に努めていく。

類似団体内順位:20/56

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

比率なしで、類似団体平均を大きく下回っている。その主な要因としては、財政調整基金や減債基金等への積み立てにより、将来負担を上回る基金残高となっていることが挙げられる。平成22年度の過疎地域指定に伴い、過疎対策事業債が発行可能となり、その積極的な活用による事業展開の結果公債費が増加しているが、同時に、後年度の負担とならないよう減債基金への積み立てを行っている。今後も事業の必要性をよく分析したうえで、全体的な地方債の発行をコントロールすることで財政の健全化に努めていく。

類似団体内順位:1/56

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2016年度)

人件費

人件費の分析欄

職員手当の見直し等を行うことで人件費の抑制に努めたことと、団塊の世代の大量退職により職員の平均年齢が下がり、1人当たりの給与費が減少した結果、類似団体や岡山県の平均と比較して経常収支比率に占める人件費の割合はかなり低くなっている。

類似団体内順位:2/56

物件費

物件費の分析欄

正職員の採用を抑制し嘱託・臨時職員を積極的に活用しているため、類似団体と比べて人件費の比率が低い一方で、物件費の比率はやや高めとなっている。

類似団体内順位:34/56

扶助費

扶助費の分析欄

扶助費は臨時福祉給付金が大幅に増(+53,538千円)となったほか、障害者、障害児の福祉サービス費が年々増加していることに加え、保育士の給与(嘱託給)の増等による保育園関係経費増(+36,985千円)などにより、前年度から0.8ポイント増となっている。

類似団体内順位:32/56

その他

その他の分析欄

類似団体平均より8.6ポイント高い23.6%となっているが、要因は非法適公営企業への繰出金が多額に上ることによる。特に、矢掛町は下水道の整備を推進する中で、多額の設備投資を行っており、そのために発行した地方債の償還のための繰出金の支出が大きく数字を押し上げている。繰出金については今後も当分の間は高い状態で推移することが見込まれるが、使用料とのバランスも考慮しながら、基準に則った繰出金の執行に努めていく。

類似団体内順位:54/56

補助費等

補助費等の分析欄

一部事務組合への負担金や公営企業に対する繰出金が多額なことから、類似団体に比べて比率が高い状態で推移しているが、さらに近年は定住施策、少子化対策として各種補助制度にも力を入れていることから、今後も支出の増加が見込まれる。今後も賑わい創出のため積極的な施策を展開する中で支出の増が見込まれるが、費用対効果を見極め、適切・効果的に補助事業を執行していく必要がある。

類似団体内順位:35/56

公債費

公債費の分析欄

公債費については、近年の発行額の増に伴い、償還元金は増えているものの、低金利の影響から利払いが抑えれており、経常収支比率に占める公債費の割合は前年度から0.5ポイント増の12.2%となっている。これまでにも、利率の高い地方債については任意繰上償還を行う等、後年度の公債費負担の軽減に努めてきたが、今後もしばらくの間は償還元金が増えていく見込みであることから、引き続き計画的な公債費対策に取り組んでいく。

類似団体内順位:13/56

公債費以外

公債費以外の分析欄

公債費を除いた経常収支比率は前年度から2.2ポイント上昇している。特に上昇しているのは、その他のうち繰出金が1.3ポイント、扶助費が0.8ポイント等であり、どちらも容易には削減できない経費だが、適切・計画的に事務を行うことで支出の伸びを抑えるとともに、地方税等の経常一般財源の確保に努め、財政運営の弾力性を維持するために経常収支比率が90%を超えないよう、適正に財政を運営していく。

類似団体内順位:41/56

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

歳出を目的別で見た場合、前年比較で総務費、民生費、消防費、商工費が大きく伸びている。それぞれの要因は、総務費については浸水対策事業及び基金積立金の増、民生費については臨時福祉給付金、保育園関係経費の増のほか、子育て施策のためのこどもみらい基金への積立金による大幅増、消防費については、一部事務組合の出張所建替えに伴う建設費負担金の増、商工費は重点施策である観光事業の増のほか、賑わい創出のための財源となる賑わいのまちづくり基金への積立金の増となっている。類似団体との比較で見た場合、民生費、商工費、消防費が大幅に高くなっているが、いずれも前述の通り一時的な要因によるものである。また、民生費について類似団体平均が低下しているのに対して、矢掛町では基金への積立金を除いても引き続き増加傾向が続いていることから、適正な事務処理や予防・啓発を推進することで、医療費等の給付を抑制していく必要がある。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

歳出総額は、住民1人当たり約632千円となっている。住民1人当たりコストを性質別で見た場合、類似団体との比較では人件費と公債費が低く、補助費等、投資・出資金、繰出金が高くなっている。(各要因は前シートのとおり。投資・出資金については公営企業である水道事業、病院事業への繰出金が大きいことによる。)また、前年度との比較では、扶助費、補助費等、普通建設事業費(うち更新整備)の伸びが大きくなっている。普通建設事業費(うち更新整備)については、大型の道路改良事業の実施に伴い増となったものである。さらに平成28年度は、現在町が力を入れている子育て施策と賑わい創出施策の将来的な財源を確保するため、財政調整基金を取り崩し、両施策のための基金を新たに設置しそれぞれ5億円を積み立てたことから、積立金支出が大幅に増加している。全体的に見ると、類似団体と比較して人件費や公債費といった義務的経費を抑え、町の推進する施策や住民サービスに効果的に重点的に支出しており、引き続き住民福祉の向上のため選択と集中により、適切な財政運営を図っていく。

実質収支比率等に係る経年分析(2016年度)

分析欄

積極的な国県補助金の確保や、過疎対策事業債等の後年度の交付税措置の大きい地方債の有効活用に加え、人件費や公債費等の抑制により経費を削減し、効率的な財政運営を行ってきた結果、地方財政法に基づく剰余金積立により財政調整基金の残高が毎年増加していたが、28年度は町の重点施策の財源とするための特定目的基金へ積替えを行ったため、財政調整基金の残高は減少している。引き続き効率的な財政運営を行いながら、計画的な繰上償還の実施や将来を見据えた特目基金への積立を行っていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2016年度)

分析欄

全ての会計において黒字経営となっている。いずれも、計画的に事業を実施し、国県補助金等の財源を有効に活用しながら、効率的に運営を行っているためである。今後も引き続き、一般会計では基準に則った適正な繰出金の執行に努めるとともに、各会計では黒字経営を維持しながら、健全な財政運営に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

定時及び繰上償還等により、元利償還金は年々減少していたが、近年積極的に活用している過疎対策事業債の元金償還が順次始まっていることから、26年度を境に元利償還金は増加に転じており、今後も償還額の増が見込まれる。また、下水道事業の区域拡大や施設更新等に伴い公営企業債の元利償還金に対する繰入金も増加してきていることから、計画的な地方債の借入を行うとともに、繰上償還の実施等による元利償還金の抑制に努めていく。

分析欄:減債基金

将来負担比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

前年度と比較して将来負担額は若干増加しているものの、主に基金残高の増により充当可能財源等は増加しており、将来負担比率の分子は引き続き減少している。将来負担額が増加した要因としては、近年過疎対策事業債を積極的に活用していることから、地方債残高が年々増加している事が挙げられる。過疎対策事業債については、現在高の増加に合わせて基準財政需要額算入見込額も増加していくことから、将来負担比率の分子の悪化にすぐに繋がるものではないが、引き続き将来の償還に備えた減債基金への積み立てや計画的な繰上償還を行いながら、適正な財政運営に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2015年度)

基金残高合計

基金全体

財政調整基金

財政調整基金

減債基金

減債基金

その他特定目的基金

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率の減少については,財政調整基金・減債基金等の充当可能財源が増加していることによる。また,実質公債費比率の減少については,定時及び繰上償還等により元利償還金は年々減少してきたことによる。

施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

財務書類に関する情報①(2014年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

財務書類に関する情報②(2013年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況


類似団体【Ⅲ-1】

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