富士吉田市:国保市立病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

地域において担っている役割

富士北麓地域において唯一の公立病院であり、救急医療・高度医療といった不採算部門を抱えるほか、地域がん診療連携拠点病院・地域災害拠点病院等として、当地域の中核的役割を担っている。

経営の健全性・効率性について

本年度は定年退職者の増により、経常収支比率が大きく落ち込んだが、累積欠損金比率や病床利用率などは類似団体と比較すると概ね良好であり、健全性は保たれていると言える。患者1人1日あたり収益は入院・外来ともに前年度よりは改善しているが、類似団体と比較すると依然として大きく下回っている。また、職員給与費対医業収益比率は前年度から大きく増加しており、こうした状況から非効率な運営となっているということが言える。収支構造を分析し、収益の確保対策や経費の抑制対策を講じていき、健全で効率的な経営を行っていきたい。

老朽化の状況について

減価償却率については平成26年度に行われた公営企業会計制度の大幅な改正によって、同年度から比率が大きく伸びている。本院は当該地に移転してから18年が経過し、施設や医療機器等の老朽化が進んでおり、類似団体と比較しても老朽化の進捗度合いが高くなっている。医療の停滞を招かないよう、今後も引き続き更新・整備を図っていく。

全体総括

累積欠損金比率が非常に低いことや病床利用率が高いこと等から、一定の健全性は確保されている。しかしながら、上述のとおり非効率な病院経営となっており、将来的な見通しが良いとはいえない。今後、施設の老朽化に伴う更新。修繕費用の増加や退職給付引当金の計上、さらには平成31年10月に予定されている消費増税など、多大な費用を要することが見込まれていることから、経費の節減対策を実施すると同時に、着実な収益の確保を図ることで、経営の健全化に努めていきたい。

類似団体【3】

小樽病院 市立病院 苫小牧市立病院 稚内病院 市立病院 総合病院 市立病院 八雲総合病院 中央病院 宮古病院 胆沢病院 磐井病院 久慈病院 一戸病院 気仙沼市立病院 栗原市立栗原中央病院 宮城県立がんセンター 公立刈田綜合病院 みやぎ県南中核病院 北秋田市民病院 リハビリテーション・精神医療センター 市立病院 北村山公立病院 公立藤田総合病院 地方独立行政法人新小山市民病院 がんセンター 館林厚生病院 公立富岡総合病院 循環器・呼吸器病センター 小児医療センター 春日部市立病院 草加市立病院 がんセンター 青葉病院 銚子市立病院 地方独立行政法人 さんむ医療センター 東千葉メディカルセンター 神経病院 市立病院 阿伎留医療センター 公立福生病院 脳卒中・神経脊椎センター 井田病院 多摩病院 市立病院 市立病院 小松市民病院 加賀市医療センター 公立松任石川中央病院 市立敦賀病院 国保市立病院 国保浅間総合病院 信州医療センター 伊那中央病院 昭和伊南総合病院 組合立諏訪中央病院 総合病院 中津川市民病院 土岐市立総合病院・駄知診療所 富士宮市立病院 緑市民病院 碧南市民病院 西尾市民病院 蒲郡市民病院 稲沢市民病院 志摩病院 市立伊勢総合病院 松阪市民病院 桑名東医療センター 福知山市民病院 京都山城総合医療センター 池田病院 市立ひらかた病院 市立病院 市立病院 市立病院 大阪母子医療センター りんくう総合医療センター 加古川医療センター 丹波医療センター はりま姫路総合医療センター 赤穂市民病院 西脇病院 三田市民病院 西市民病院 明石市立市民病院 市立奈良病院 大和高田市立病院 奈良県西和医療センター 橋本市民病院 新宮市立医療センター 公立那賀病院 国保日高総合病院 厚生病院 市立病院 市立病院 市立三次中央病院 徳島市民病院 徳島県鳴門病院 今治病院 新居浜病院 西条市立周桑病院 幡多けんみん病院 市立病院 地方独立行政法人大牟田市立病院 公立八女総合病院 五島中央病院 公立玉名中央病院 日南病院 北部病院 宮古病院 八重山病院