加茂市:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率は、人件費の抑制や基準内繰入の増加により改善傾向である。類似団体と比較すると、平成29年度から令和元年度において経費回収率は平均値を上回り、汚水処理原価は平均値を下回る結果となった。また元金償還の結果、企業債残高対事業規模率は平均値以下となったが、事業費の減によりこの減少傾向は今後も続くものと見込む。水洗化率が平均より低いが、順調に下水道への接続が進んでいる。平成25年度に4,000㎥/日の処理池を増設、10,000㎥/日に処理能力が向上したことにより、施設利用率が約33ポイント下り平均以下となった。処理池の更新工事を行うためには、工事期間中に代替処理池の増設が不可欠であり、この利用率の低下はやむを得ない。過去最大流入量8,518㎥(H29.7.18)から現処理能力は決して過大なものではない。

老朽化の状況について

平成元年供用開始であるので、管渠の耐用年数経過には至っていない。処理場については耐用年数を過ぎた設備が多くあり、財政状況を考慮しながらストックマネジメント計画により更新する予定である。

全体総括

人口の減少に伴い、下水道使用料の減収が避けられない状況である。令和2年度に10%の使用料改定を行い、年間27,000千円程度の収入増を見込む。効率的な経営のもと今後も3~5年毎に使用料改定を検討する。整備計画を見直し個別処理へ転換を図ることにより、事業費を抑え公債費の減少を見込む。令和6年4月に公営企業会計に移行し使用料対象原価や資産等状況を的確に把握し、経営状況を明らかにする。使用料の改定・接続率の向上・経費の見直し等により基準外繰入を減らし、持続可能な経営を目指し令和3年度に経営戦略を見直す予定である。また、公営企業会計移行後においては令和7年度に見直し予定である。

類似団体【Cc1】

留萌市 稚内市 根室市 伊達市 当別町 倶知安町 余市町 鷹栖町 東神楽町 美幌町 遠軽町 新ひだか町 幕別町 釧路町 中標津町 黒石市 五所川原市 藤崎町 釜石市 紫波町 矢巾町 白石市 大河原町 柴田町 七ヶ浜町 能代市 潟上市 大仙市 新庄市 上山市 南陽市 河北町 本宮市 矢吹町 結城市 潮来市 かすみがうら市 つくばみらい市 東海村 五霞町 利根町 上三川町 壬生町 沼田市 渋川市 藤岡市 吉岡町 玉村町 羽生市 川島町 銚子市 東金市 八街市 香取市 酒々井町 栄町 大井町 松田町 加茂市 十日町市 糸魚川市 妙高市 五泉市 氷見市 滑川市 富士吉田市 小諸市 中野市 下諏訪町 中津川市 恵那市 熱海市 伊東市 伊豆市 伊豆の国市 新城市 川越町 久御山町 相生市 太子町 宇陀市 河合町 太地町 湯梨浜町 日吉津村 安来市 笠岡市 井原市 高梁市 赤磐市 大竹市 萩市 和木町 坂出市 観音寺市 さぬき市 宇多津町 八幡浜市 須崎市 いの町 芦屋町 伊万里市 人吉市 水俣市 山鹿市 菊池市 宇土市 宇城市 天草市 長洲町 大津町 佐伯市 臼杵市 津久見市 日出町 日南市 鹿屋市 枕崎市 日置市