簡易水道事業(法適用) 個別排水処理施設 特定環境保全公共下水道 農業集落排水施設
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少子高齢化による人口の減少、基幹産業である繊維産業の不振等により、自主財源である税収が少なく、財政基盤が弱いため、類似団体平均を大幅に下回っている。平成17年3月1日の合併により中能登町となったが、今後は地域振興や教育の充実を図り、活力あるまちづくりを展開し、行政の効率化に努め、財政の健全化を図っていく。
人件費の抑制、公債費の補償金免除繰上償還等の実施により、経常的経費の縮減が図られ、過去5年間で徐々に改善してきている。類似団体平均よりも5.0%良いが、今後も適正な定員管理の実施、事務事業の優先度、必要性、事業効果の再点検、公債費の繰上償還等を積極的に進め、経常的経費の削減に努める。
人件費では、退職者数に対する採用者数の抑制により、徐々に経費縮減されている。しかし、依然合併による類似施設管理のための人件費、物件費が発生しており、小・中学校、図書館、上・下水道施設の統廃合の検討及び推進、保育園等の指定管理者制度導入の検討を積極的に進め、合併による財政効果を更に引き出せるように努める。
徐々に、類似団体平均に近づいてはいるが、依然合併の影響により職員数は多い。退職者数に対する採用者数の抑制、保育園の指定管理者制度導入の検討を行い、適正な定員管理に努める。
下水道事業特別会計への公債費充当繰出金を抑制するため、平成22年度から継続している資本費平準化債の発行により、前年度数値から更に改善し、18%を下回ったが、類似団体平均には届いていない。今後、統合中学校・統合小学校・道の駅建設に係る起債償還が控えていることから、繰上償還の実施、資本費平準化債の発行継続を積極的に行い、更なる財政の健全化に努める。
前年度から比べ改善されてはいるが、類似団体中55位と、依然更なる健全化が必要である。適正な受益者負担額への見直しや、新規地方債発行を極力抑制し、公債費の繰上償還を積極的に実施するなど、類似団体平均水準となるように努める。
類似団体と比較すると、人件費に係る経常収支比率は低くなっている。要因はラスパイレス指数が類似団体中最低であることが挙げられる。しかし、職員数については合併により依然多く、今後も退職者数に対する採用者数の抑制を行い、適正な定員管理に努めていく。
平成19年度から平成21年度にかけて補償金免除繰上償還を実施していることから、公債費に係る経常収支比率は前年度に比べ改善されている。ただし、平成22年度から平成24年度にかけて実施した統合中学校建設に係る起債の償還が始まることから、今後公債費抑制のために繰上償還等を積極的に行っていくように努める。
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