経営の健全性・効率性について
①②収支は赤字で推移しているため、H26年度から料金改定を行い、収支の黒字化を目指し、累積欠損金の解消等に向け取り組んでいるところである。③類似団体の平均値を上回っており、羽咋市の他3事業に比べても、支払能力は高いといえる。④年々減少してきてはいるものの、浄化槽設置に伴う企業債の償還金が多いため、事業規模に対する残高が平均値を上回っている。⑤H26年4月から使用料改定を行い、適正な使用料収入の確保に努め、改善に取り組んでいるところである。⑥平均値を下回っているが、さらなる維持管理費の削減等に努める。⑦人口減少により、利用率は低下傾向にある。(グラフには未掲載であるが、H26数値は49.4%)
老朽化の状況について
①「有形固定資産減価償却率」については、平均値を上回っており、将来の施設の改築を検討していく必要がある。
全体総括
平成23年度から法適化し、経理内容の明確化と透明性の向上を図っている。また、平成26年度に使用料の改定を行い、健全経営に努めているが、多額な地方債償還金により、経営改善がなかなか進まない状況である。人口減少に伴う使用料収入の減少や施設の老朽化など課題も多い。将来にわたって安定的に事業を継続していくために、中長期的な経営計画を策定し取り組んでいく必要がある。