尾道市:尾道市立市民病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2018年度)

地域において担っている役割

尾道市立市民病院は尾三医療圏の二次救急体制を担い、救急医療、がん診療を中心とした医療を提供している。また、地域医療支援病院として地域で完結できる医療の提供に努め、二次医療圏における地域医療全体のレベルアップと、この地域での医療提供体制の整備を担っている。

経営の健全性・効率性について

経常収支比率、医業収支比率ともに100%を下回る状況となっているが、地域において新たな役割が求められる中で平成29年度以降病棟再編を行い、その成果が徐々に表われている。病床利用率は77.3%に改善し、類似病院の平均値を上回った。患者1人1日当たり収益は地域包括ケア病棟を設けたことにより低下傾向にある。事業規模に対応した職員数の見直しを行い、職員給与費対医業収益比率が大幅に改善した。材料費対医業収益比率は適正な水準で推移している。

老朽化の状況について

病院建物本館は築37年、新館は19年が経過している。有形固定資産減価償却率が示すとおり、老朽化も進んでいるため、施設の再整備も検討している。平成28年度の1床当たり有形固定資産の増大は、病床削減の影響と考えられる。

全体総括

平成30年度の決算においても、経常収支比率、医業収支比率ともに100%を下回り、厳しい経営状況となっている。地域において新たな役割が求められる中で当院においても病院の役割、機能を見直し、急性期中心の医療提供体制から地域包括ケア病棟を含む新たな体制への転換を進めている。地域包括ケア病棟の稼働が概ね順調に推移する一方で一般病棟への患者確保は低調な状態が続き、依然として不安定な経営状況にあるが、経営改革の取り組みを着実に進め、持続可能な病院運営に努めている。

類似団体【4】

子ども総合医療・療育センター 市立病院 市立病院 国保黒石病院 市立病院 釜石病院 二戸病院 盛岡市立病院 登米市立登米市民病院 宮城県立こども病院 横手病院 角館総合病院 南相馬市立総合病院 公立岩瀬病院 西部メディカルセンター 県西総合病院 栃木県立がんセンター 循環器病センター 佐原病院 こども病院 海浜病院 柏病院 市立病院 足柄上病院 循環器呼吸器病センター 十日町病院 あがの市民病院 富山県リハビリテーション病院・こども支援センター 金沢医科大学 氷見市民病院 岡谷市民病院 国保浅間総合病院 木曽病院 こども病院 多治見市民病院 羽島市民病院 下呂病院 浜松市リハビリテーション病院 伊東市民病院 菊川市立総合病院 静岡県立こども病院 共立蒲原総合病院 愛知病院 あいち小児保健医療総合センター 常滑市民病院 名張市立病院 尾鷲総合病院 伊賀市立上野総合市民病院 桑名西医療センター 紀南病院 高島市民病院 綾部市立病院 市立病院 貝塚病院 市立柏原病院 十三市民病院 こども病院 中央病院 高砂市民病院 川西市立総合医療センター 加西病院 生駒市立病院 国保中央病院 南奈良総合医療センター 国保野上厚生総合病院 雲南市立病院 尾道市立市民病院 尾道市公立みつぎ総合病院 光市立光総合病院 光市立大和総合病院 山陽小野田市民病院 三好病院 小豆島中央病院 市立八幡浜総合病院 あき総合病院 飯塚市立病院 福岡市立こども病院 福岡市民病院 地方独立行政法人筑後市立病院 地方独立行政法人くらて病院 伊万里有田共立病院 市立大村市民病院 島原病院 壱岐病院 対馬病院 荒尾市民病院 山鹿市民医療センター 中津市民病院 国東市民病院 日南病院 出水総合医療センター 医師会医療センター