46:鹿児島県
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霧島市:医師会医療センター
末端給水事業
公共下水道
特定環境保全公共下水道
医師会医療センター
工業用水道事業
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
地域において担っている役割姶良・伊佐保健医療圏域における地域医療支援病院として、地域のかかりつけ医の後方支援の役割を担い、また、地域の中核的医療機関として、救急告示病院・へき地医療拠点病院・地域災害拠点病院・感染症指定医療機関といった政策医療の役割を担っている。さらに、病院群輪番制病院・基幹型臨床研修指定病院・県がん診療指定病院としての役割も担っている。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について新型コロナウイルス感染症の影響はありつつも、収益は前年度に比べ増加した。増加した理由としては、救急体制が充実したことにより、救急搬送の受入件数が増加しことや診療報酬改定による。費用の増加については、新病院開院に向けての医療スタッフの確保、コロナ治療薬の薬剤購入費、常設した診療科の薬品使用が増えたことなどによる。収益、費用共に増加するものの、費用の増加を賄うほどの収益が得られないために、医療収支比率、経常収支比率ともに前年度より悪化した。また、新病院開院に向けて医療スタッフが増加していることや薬剤使用が増えたことから職員給与費対医業収益比率及び材料費対医業収益比率はともに前年度に比べ増加した。新病院建設には多くの投資を行っていることから、今後はその返済もある。診療科の増設や完全個室による病床利用率の上昇など収益を確保しつつ、医療サービスの低下を招かないように取り組んでいく。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について病棟等が建築後30年以上経過し、施設の老朽化が進んでいる。医療機器についても老朽化が進んでいるが、新病院開院に向け医療機器の更新を行っていることから前値度に比べ有形固定資産減価償却率及び器械備品減価償却率は低下した。また、1床当たり有形固定資産は、類似病院平均値を大きく下回っているが、今後の新病院建設により数値が大きくなることが予想される。 |
全体総括霧島市立医師会医療センターは、姶良・伊佐保健医療圏の高度専門的な医療を行う公的中核病院として、多様な公的医療機能を担い、地域の基幹病院としての役割を果たし、安心安全な地域医療体制の充実に貢献している。しかしながら、現在の医療センターは、施設の老朽化や狭隘化による患者へのアメニティやプライバシーへの配慮など、多様化する医療ニーズ等に十分に対応できない部分が発生しており、施設・設備の経年劣化等に伴い、維持費が増加傾向にあるため、平成30年3月に、鹿児島県地域医療構想の内容を踏まえた「施設整備基本構想」を策定し、平成31年3月には、部門別の計画や施設の整備等を具体化した「施設整備基本計画」を策定し、現在、建設工事を進めているところである。新病院完成後は、指標に大きな変化が予想されるが、現状を分析し健全な経営に努めていくこととなる。 |
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