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地域において担っている役割飯塚市立病院は、飯塚保健医療圏における中核的病院として次のような役割を担っています。○地域医療支援病院として、地元医師会及び他の医療機関と緊密な連携及び相互協力を行います。医療提供にとどまらず、臨床研修指定病院として地域医療を目指す医師の研修も行っています。○救急告示病院として救急受入体制を強化し、病院群輪番制を行う等、救急医療への貢献を行っています。令和5年度にはヘリポートを整備して運用を開始し、重症患者の救命率向上、災害対応機能の強化を図っています。令和6年4月からは小児科休日・夜間診療も開始します。○へき地医療支援病院として、医療過疎に悩む地域への医療支援を行っています。○地域包括ケアシステムの拠点病院として、医療、介護、行政機関等との連携を図っています。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について飯塚市立病院は指定管理者制度(利用料金制度)を導入しています。そのため一部の指標については、市の病院事業会計と指定管理者の収支との合算値を基に算出されます。医業収支比率はこの数年ほぼ横ばいですが、新型コロナウイルス感染症流行の鎮静化に伴って関連する補助金が縮小され、医業外収益が低下しており、その結果、経常収支比率については令和3年度をピークに低下してきています。病床利用率については、新型コロナウイルス感染症陽性者用病床の確保や手術の先送り等により、令和元年度以降徐々に減少していましたが、救急車の受入や紹介率の伸びによる患者増等から、令和5年度は令和元年度を上回る状況となっています。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況についてここに示す指標は、本市固有の固定資産及び企業債等を充てて取得した固定資産についての値となっており、指定管理者が独自で取得した固定資産については含まれておりません。有形固定資産減価償却率については、平成26年度に新棟を建設し、令和2年度に新棟以外の建物を一部改修したため、築年数が比較的新しいことから、類似病院平均値よりも低くなっております。器械備品減価償却率については、令和2年度より90%を超え、類似病院平均値を大きく上回っております。医療機器の中には耐用年数を経過しているものもありますので、今後、経営状況を勘案しつつ適宜更新してまいります。 |
全体総括病院事業会計では、指定管理者に対し、交付税措置相当の運営交付金及び施設維持管理費等を交付していますが、今後も適正な交付に努める必要があります。指定管理者独自の単年度収支は、令和元年度決算までは施設改良事業等に係る企業債の償還開始や、医師不足等による患者数の減少により赤字となっていましたが、令和2年度からは新型コロナウイルス感染症関連の補助金及び診療単価の加算等により患者数の減に反して黒字となっています。令和5年度については、その補助金等は縮小されましたが、患者数自体が回復したことにより事業収益が確保され、黒字に落ち着いています。今後は、各所改修、医療機器更新等に係る経費の増が見込まれることから、救急患者の受入れと医師確保の取組を強化し、地域医療の連携強化に努めるとともに、市としての指導監査を含め指定管理者と協力して経営の安定化を目指していきます。 |
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