生駒市：生駒市立病院

地域において担っている役割

生駒市病院事業計画において、「質の高い医療の提供」「地域完結型の医療体制構築への寄与」「救急医療の充実」「小児医療の充実」等のコンセプトとして掲げており、生駒市内をはじめ、西和保健医療圏内における二次救急医療等の不足医療に対応できる公立病院としての役割を担っています。また、発熱外来及びワクチン接種の実施、重点医療機関として入院受け入れを行っており、新型コロナウイルス感染症対応における地域の公立病院としての役割を担っています。

経営の健全性・効率性について

・健全性について平成29年度は延べ入院患者数43,898人、延べ外来患者数63,837人、平成30年度は、延べ入院患者数47,155人、延べ外来患者数77,237人、令和元年度は延べ入院患者数42,865人、延べ外来患者数74,361人、令和2年度は延べ入院患者数39,328人、延べ外来患者数73,551人、令和3年度の延べ入院患者数38,920人、延べ外来患者数103,011人となり、④の数値は減少しています。なお、新型コロナウイルス感染症にかかる補助金により、収益の額が増加しています。

老朽化の状況について

平成27年5月竣工の施設であることから、現時点では老朽化は見受けられません。

全体総括

病院建設に係る企業債について、本市一般会計（減債基金取り崩しによる）から長期借入を行い、短期間で償還とすることにより、トータルとして利子額の削減に努めています。