西伯病院 特定地域排水処理施設 農業集落排水施設 特定環境保全公共下水道 小規模集合排水 簡易水道事業(法適用) 電気事業
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人口減少や全国平均、鳥取県平均を上回る高齢化率29.9%(平成22年国勢調査)により財政基盤が弱く、類似団体平均を大幅に下回っている。税収も県内自治体と比較しても低い状況にある。これまでも定住促進などの人口減少対策に取り組んできたが、平成26年度から当面5年間で、さらに重点的に人口減少、少子化対策に取り組み財政基盤強化を図っていく予定である。
合併以降、指定管理者制度導入等による業務の外部委託化や業務の見直し、職員数削減による人件費の抑制、平成19年7月に誕生した地域振興協議会により、町民と行政の協働で町民自らが、自らの町をつくりあげる住民自治の新たな形に取り組んできた効果が近年の経常収支比率の抑制に表れている。しかし、扶助費の増加や特別会計への繰出金、施設の老朽化による維持補修が徐々に増加しており、引き続き経常経費の削減に努める必要がある。
人件費は、職員の退職により減少したが、年々増加している施設の老朽化による維持補修費、国の経済対策による緊急雇用などにより物件費が増加し、今後も短期的に物件費の増加の可能性はある。維持補修費については、長期的な視点で施設の今後の更新や統廃合などを検討しながら、計画的な修繕を進めたい。
平成16年10月の合併以降の職員数の削減により平成23年以降は類似団体平均を下回っている。今後も事業評価に基づく事業の見直し、廃止を実施しながら適正な定員管理を行っていく。
毎年度の起債借入額をその年度の元金償還額以内とし、起債残高の抑制に努めてきたことや高利率の起債の繰上償還、カントリーパーク用地購入の債務負担行為が終了したことなどにより減少した。今後も事業の緊急度などを的確に把握し、新規発行の抑制に努めていく。
平成16年10月の合併以降の職員数の減少による退職手当支給予定額負担見込額の減少、毎年度の起債借入額をその年度の元金償還額以内とし、起債残高の抑制に努めてきたことや高利率の起債の繰上償還、カントリーパーク用地購入の債務負担行為が終了したことなどにより減少した。今後も公債費等義務的経費の削減を中心とした財政の健全化に努める。
類似団体平均を下回っているが、特別会計への繰出金が増加傾向にある。下水道事業について、経費の節減、料金改定などを実施したが、施設の老朽化による経費の増加、人口減少による料金収入の増加が見込めない状況であり、繰出金の増加に歯止めがかけられない状況にある。
病院への補助金(繰出金)があるため類似団体平均を上回っている。それ以外の経常的な補助費は減少しているが、事務事業の見直しと併せて補助金の見直しや廃止に努めていく必要がある。
合併以降の大規模事業(CATV整備事業、小・中学校の大規模改修(耐震補強含む)等)の実施により類似団体平均を上回っている。今後は、施設の老朽化による改修なども予想されるため、財政状況を注視しながら、繰上償還の実施と新規発行の抑制に努めたい。
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