風間浦村：簡易水道事業（法適用）【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2020年度）

経営の健全性・効率性について

新型コロナウィルス感染症の影響により温泉利用客及び旅館宿泊客の減少が顕著に見受けられる。これらを受け、令和2年度は住民支援政策として水道料金を無償化している。なお、この財源には新型コロナ関連の交付金を充当している。支出については経年劣化等による漏水修理費の増加や施設維持管理費の増加が見受けられる。また、耐用年数を超えた浄水場の改修工事に着手しており、財源は料金収入だけでは賄えず、他会計繰入金に依存している。

老朽化の状況について

管路更新については耐用年数を超えているものはないが、老朽化と思われる漏水が多発している。また、浄水処理施設においても老朽化が進んでおり浄水場改修事業に着手している。

全体総括

給水人口の減少による給水収益の低下や、施設の老朽化等による維持管理費の増加が問題となっている。適正な料金設定の検討と、維持管理費の削減及び投資のあり方について検討する必要がある。これらを踏まえて経営戦略を見直し、改正する。

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