農業集落排水施設 特定環境保全公共下水道 簡易水道事業(法適用) 小規模集合排水 特定地域排水処理施設 簡易水道事業(法適用)
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分母となる基準財政需要額に算定される公債費が、近年の繰上償還の効果により減少したことにより、前年度に比べて0.01%の増となったが、過去の建設事業、臨時財政対策債の発行増による公債費の肥大化(公債費/標準財政規模25.0%、類似団体18.6%)等によって財政基盤が弱く、類似団体平均を下回っている。
前年度に比べて0.5%改善した。主な要因は、分子となる経常経費充当一般財源が、近年の繰上償還の効果により公債費が減少したことと、分母となる経常一般財源総額は普通交付税の増額等により微増となったためである。
人口1人当たりの物件費においては、類似団体に比べて131.53%と高い。特に賃金(149.6%)については、類似団体に比べて保育所・児童クラブ等の数が多く臨時職員賃金が多いためである。また、委託料(147.7%)については、除雪・CATV・バス事業などの実施が影響している。なお、人件費については、定員管理等の効果もあり、類似団体に比べて98.8%と低くなっている。
合併により職員数が類似団体と比べて多くなっているが、定員管理計画により職員数は減少してきている。【職員数推移】平成17:170人、平成18:165人、平成19:159人、平成20:152人、平成21:145人、平成22:144人平成23:143人、平成24:145人、平成25:144人、平成26:146人、平成27:143人
過去に行った繰上償還などにより元利償還金が減少し、また分母となる標準財政規模が普通交付税の増額等の影響により増加したため、前年度に比べて1.3%減少した。しかしながら、類似団体と比べて比率が依然として高いため、引き続き適正な公債費管理を行う必要がある。
繰上償還等による地方債残高の減少(前年度比-160,572千円)、公営企業債等繰入見込額(前年度比-362,956千円)によって将来負担額が大幅に減少した。また、後年度負担に備えた財政調整基金等への積立、交付税措置のある有利な地方債の活用などによって充当可能基金残高が93,201千円増加し、さらに分母となる標準財政規模が普通交付税の増額等の影響により増加したため、前年度に比べて16.9%減少した。
維持補修、繰出金を合わせた支出額(経常)は、対前年度に比べて-25,594千円の減となった。経常収支比率では、公営企業会計の公債費が減少したことに伴う一般会計からの繰出金の減により、0.6%の減少となった。
繰上償還等の実施によりピーク時に比べて改善が図られてきた。しかしながら、依然として類似団体に比べて高い比率となっているため引き続き、適正な公債費管理を行っていく必要がある。
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