御嵩町:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

平成28年度の①収益的収支比率は前年度と比較し2%程度減少している。これは、下水道使用料は前年度より増加しているいが、施設整備に伴う起債の償還金(借金の返済金)や維持管理費も増えているため、減少している。④企業債残高対象事業規模比率は借入を1億円までに抑え、借入よりも多くの償還を行っていることから年々減少している。⑤経費回収率は下水道使用料の収入増加以上に、マンホールポンプの維持工事や地方公営企業移行業務による委託費の増もあり、前年度より減少している。⑧水洗化率は前年度から上昇しており、下水道整備や水洗化への取組みを引き続き推進していきたい。

老朽化の状況について

御嵩町の下水道施設は平成3年度より整備されており、供用開始は平成8年度から行っております。開発団地の汚水施設を接続し、布設が40年を超える管渠施設については、長寿命化対策事業により管渠更生を実施しています。(平成28年度は大庭台団地の残管渠更生必要箇所の施工を実施)今後、下水道施設の維持管理をしていくため、長寿命化対策事業の対象外施設については、ストックマネジメント(既存の建築物を有効に活用し、長寿命化を図る体系的な手法)の導入を検討し、既存の下水道施設の点検や評価を行い、維持管理主体の事業に備えていきます。

全体総括

平成28年度は維持管理に要した費用が前年度と比較して多く、収益的収支比率や経費回収比率の減少が見られた。御嵩町の下水道施設については長寿命化対策事業により管更生を実施した一部施設を除き、平成3年度当初に布設した管渠施設は約26年経過している。今後は、平成28年度に策定済みである「御嵩町汚水処理施設整備構想」を基に下水道整備を実施していく中で、既存の下水道施設の維持管理に対し、ストックマネジメントの策定を行うことや、公営企業会計の適用による経営状況の見える化を図り、経営基盤の安定化を図る必要がある。

類似団体【Cd2】

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