登米市:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率・前年度と比べ6.78%下回っています。これは、総収益のうち分流式下水道に要する経費の繰入額が減となったことが主な要因となっています。④企業債残高対事業規模比率・前年度と比べ下回っており、類似団体に比較しても比率が下がっています。今後も地方債残高は年々減少していく計画です。⑤経費回収率⑥汚水処理原価・汚水処理費用を使用料で賄えていない状況でありますが、前年度に比べ回収率は6.1%改善し、汚水処理原価も17.31円減少しており、類似団体と同程度となっています。⑦施設利用率・年々利用世帯が増加する一方で、人口減少や節水器具の普及等により1世帯当りの上水道使用水量が減少傾向にあることから、利用率も1.17%しか伸びない状況となっていますが、類似団体と同程度となっています。⑧水洗化率・毎年の整備に比べ水洗化が進んでいない状況で、類似団体の平均を下回っていますが、昨年度から1.6%改善しています。総合的な分析において、前年度と比較して改善されてはいるものの、未だ水洗化率においては類似団体の平均を下回っていること等から、今後も、更なる水洗化率の向上や施設管理費の削減に向けた方策を検討する必要があると考えます。

老朽化の状況について

・登米市の公共下水道整備は、昭和63年度から整備に着手し、既に30年を経過している管渠もありますが、現時点では耐用年数に達していないため、管渠の更新は実施していません。しかしながら、今後の施設の点検・調査計画及び改修・修繕計画を明確化し、持続的な下水道サービスの提供と更新費用の平準化に取り組んで行くため、平成31年度までにストックマネジメント計画を策定する予定です。

全体総括

登米市の公共下水道整備は、計画を見直し、平成35年度の整備完了を目指して、コスト縮減を図りながら計画的に整備を進めて行くこととしました。管理面では、持続的な下水道サービスの提供を行うため、平成32年度から地方公営企業法の適用に向けた移行業務を進めるとともに、平成31年度までにストックマネジメント計画を策定する予定です。また、健全な下水道事業の経営に向けた水洗化率の向上については、現在実施している水洗化の融資あっせん制度や排水設備工事補助金制度を継続し、市民の負担軽減を図りながら水洗化率の向上に努めて行きます。併せて、現行使用料体系と施設管理費等を分析しながら、適正な時機における使用料の改定に向けても検討して行きます。

類似団体【Cd2】

夕張市 美唄市 芦別市 赤平市 三笠市 歌志内市 森町 長万部町 長沼町 栗山町 新十津川町 上川町 上富良野町 下川町 美深町 浜頓別町 枝幸町 興部町 雄武町 大空町 洞爺湖町 むかわ町 浦河町 大樹町 広尾町 本別町 浦幌町 厚岸町 標茶町 弟子屈町 白糠町 つがる市 鶴田町 六戸町 東北町 おいらせ町 大船渡市 遠野市 陸前高田市 二戸市 雫石町 金ケ崎町 平泉町 大槌町 山田町 登米市 村田町 丸森町 大和町 加美町 北秋田市 小坂町 五城目町 八郎潟町 美郷町 村山市 長井市 西川町 最上町 高畠町 川西町 小国町 庄内町 遊佐町 猪苗代町 西郷村 那珂市 稲敷市 行方市 小美玉市 城里町 境町 ひたちなか・東海広域事務組合 益子町 榛東村 甘楽町 板倉町 寄居町 長生村 阿賀野市 佐渡市 魚沼市 南魚沼市 聖籠町 阿賀町 湯沢町 砺波市 南砺市 朝日町 珠洲市 羽咋市 志賀町 穴水町 美浜町 高浜町 山梨市 韮崎市 甲州市 身延町 忍野村 山中湖村 駒ヶ根市 大町市 飯山市 東御市 軽井沢町 御代田町 富士見町 辰野町 箕輪町 飯島町 南箕輪村 中川村 高森町 木曽町 池田町 白馬村 坂城町 山ノ内町 信濃町 南佐久環境衛生組合 下呂市 海津市 関ケ原町 坂祝町 川辺町 八百津町 御嵩町 御前崎市 南伊豆町 小山町 いなべ市 高島市 米原市 日野町 多賀町 能勢町 西脇市 加西市 養父市 朝来市 淡路市 宍粟市 加東市 多可町 新温泉町 播磨高原広域事務組合(事業会計分) 明日香村 吉野町 下市町 白浜町 岩美町 雲南市 奥出雲町 新見市 美作市 和気町 矢掛町 吉備中央町 庄原市 安芸高田市 江田島市 北広島町 美祢市 宇部・阿知須公共下水道組合 吉野川市 善通寺市 多度津町 久万高原町 豊前市 吉野ヶ里町 有田町 壱岐市 豊後高田市 国東市 西都市 高千穂町 南九州市 和泊町 知名町 北中城村