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鹿児島県鹿児島市:国民宿舎レインボー桜島の経営状況

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収録データの年度

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経営比較分析表(2023年度)

収益的収支比率

他会計補助金比率

定員稼働率

売上高人件費比率

売上高GOP比率

収益等の状況について

当該施設は利用料金制による指定管理者制度を採用している。また、施設建設に係る企業債や設備更新に係る費用については、一般会計からの繰入金を財源としている。①収益的収支比率、②他会計補助金比率は、令和3年度により低金利な企業債への借換を行ったことから、地方債償還金が膨らみ、大きく減少したが、4年度以降は元年度に近い水準となっている。④定員稼働率については、新型コロナウイルス感染症の影響から回復傾向にあるものの、一部屋あたりの宿泊者数が減少していることから低調に推移している。

施設の資産価値

設備投資見込額

企業債残高対料金収入比率

資産等の状況について

平成12年の供用開始から20年以上が経過し、設備の老朽化に伴う更新需要が増えてきているため、保全計画に基づき計画的に投資を行っていく必要がある。

利用の状況について

宿泊者数は、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に減少していたが、令和4年度以降は回復に転じている。また、本市独自の宿泊キャンペーンや指定管理者の営業努力により、類似施設と比較して大きく回復した。

全体総括

宿泊者数など、新型コロナウイルス感染症の影響から回復に転じているものの、定員稼働率の引き上げなど、収益性の向上を図る必要がある。引き続き、桜島の立地条件を生かした体験型メニューを含む宿泊プランの充実や合宿受入等による利用者増を図ることで、鹿児島市桜島観光施設特別会計の収支不足分を補う一般会計からの繰入金の縮減に努めて参りたい。

出典: 経営比較分析表,

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