光市:光市立大和総合病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

地域において担っている役割

限られた医療資源を効率的に活用し、必要な医療提供体制の充実を図っていくため、2つの市立病院の医療機能を分化し、当院は療養病床を主体とした慢性期医療を中心としている。外来においては、診療科目は17、予防医療、リハビリ医療、訪問医療を提供し、地域に根ざした医療に取り組んでいる。

経営の健全性・効率性について

長年赤字決算が続き、平成8年から累積欠損金を計上するに至ったが、平成24年から療養病床を中心とした経営の転換を図ったことを機に、以降は黒字決算が続いている。累積欠損金比率が高いが、ここ数年起債残高も減少傾向にあることや、経常黒字を維持していることにより欠損金も減少してきている。また、主に療養を中心とする病院のため、入院・外来患者1人1日当たりの収益や、材料費対医業収益比率は低く、急性期病院に比べて職員給与費対医業収益比率は高くなる傾向にある。

老朽化の状況について

長年赤字決算が続き固定資産への投資が抑制されていたことや、メンテナンスコストを比較考慮しながら高額医療機器を延命化してきたことなどにより、有形固定資産減価償却率及び器械備品減価償却率ともに平均値よりも高く、老朽化が進んでいる。今後も、採算性と必要性を考慮しながら、過大な投資とならないよう、設備・機械の計画的な更新に努める。

全体総括

平成24年度以降は黒字決算が続き、経営状況は安定している。過去の赤字決算による累積欠損金の解消、固定資産の計画的な更新などの問題への対応策も考慮しながら、今後も地域包括ケアシステムの中で必要十分な役割を果たすことができるよう努めていく。

類似団体【4】

子ども総合医療・療育センター 市立病院 市立病院 国保黒石病院 市立病院 釜石病院 二戸病院 盛岡市立病院 宮城県立こども病院 公立刈田綜合病院 横手病院 角館総合病院 公立岩瀬病院 西部メディカルセンター 栃木県立がんセンター 循環器病センター 佐原病院 こども病院 海浜病院 柏病院 市立病院 足柄上病院 循環器呼吸器病センター 十日町病院 富山県リハビリテーション病院・こども支援センター 金沢医科大学 氷見市民病院 岡谷市民病院 国保浅間総合病院 こども病院 多治見市民病院 羽島市民病院 下呂病院 浜松市リハビリテーション病院 伊東市民病院 菊川市立総合病院 静岡県立こども病院 共立蒲原総合病院 あいち小児保健医療総合センター 常滑市民病院 名張市立病院 尾鷲総合病院 伊賀市立上野総合市民病院 紀南病院 高島市民病院 綾部市立病院 市立病院 貝塚病院 市立柏原病院 十三市民病院 こども病院 中央病院 川西市立総合医療センター 生駒市立病院 国保中央病院 南奈良総合医療センター 国保野上厚生総合病院 市立病院 雲南市立病院 尾道市立市民病院 尾道市公立みつぎ総合病院 光市立光総合病院 光市立大和総合病院 山陽小野田市民病院 三好病院 小豆島中央病院 市立八幡浜総合病院 あき総合病院 飯塚市立病院 福岡市立こども病院 福岡市民病院 地方独立行政法人筑後市立病院 地方独立行政法人くらて病院 伊万里有田共立病院 市立大村市民病院 島原病院 壱岐病院 対馬病院 荒尾市民病院 山鹿市民医療センター 中津市民病院 国東市民病院 日南病院 出水総合医療センター 医師会医療センター