富士河口湖町：簡易水道事業（法適用）【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2015年度）

経営の健全性・効率性について

簡易水道事業は地区により経営状況に差があり総体的にデータを捉える当該分析表からは詳細な問題点は見えてこない。実際は、町村合併を経て１０年が過ぎるが地域間の格差が大きく未だ水道料金の統一が実現していない。特に小規模地区の水道事業経営は、住民の減少と施設老朽化がすすみ年々厳しさが増している。今後、料金統一も含めたなかで料金改定を実施する必要がある。

老朽化の状況について

平成２２年度に作成した富士河口湖町地域水道ビジョンに基づき国の交付金と起債を財源に管路の耐震化をすすめており、有収率を向上させている。引き続き財源を確保しながら老朽施設の更新を推進する。

全体総括

簡水事業については一般会計より地方債償還分等への繰入がされており、今後、運営費用確保に一般会計繰入金への依存度が高まることが予測されるため、早急に料金改定等の立て直し策を検討し、健全運営を目指す。

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