東みよし町：簡易水道事業（法適用）

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率について、100%を超えた数値を示しており良好な値にある。④企業債残高対給水収益比率について、平成26年度から28年度の3年計画で実施しいた上水道施設改良工事を実施した為、企業債残高が増えているが類似団体と比較して低い割合となっている。⑤料金回収率について、料金収入で経営に必要な経費を賄える数値となっている。⑥給水原価について、良好な数値にある。⑦施設利用率について、他の類似団体と比較して余裕のない状況にある。⑧有収率について、過去4年と比較して有収率が改善し、他の類似団体と同レベルに改善している。このことにより、経営の健全性については良好である。

老朽化の状況について

③管路の更新率について、各年度で更新率の変動が多く又更新率も低い状態となっている。今後の管路の更新について目標を定め計画的更新することにより老朽化対策としなければならない。

全体総括

28年度時点の財務上の値は悪いものではないが、平成29年度から上水と統合されるため経営状態を図る指標が増えることや会計手法の変更などで、経営の健全性について更なる点検検証が必要となっている。また、老朽化した配水管等の更新は緊急を要する課題となりつつある。