事業・施設概要
| 都道府県 | 和歌山県 | 経営主体 | 印南町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D2 | 行政区域内人口 | 8,583人 |
| 現在給水人口 | 8,583人 | 給水区域面積 | 2,675ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
印南町では現在、簡易水道統合事業を実施しており、事業実施に伴う企業債の借入が続いている。このため企業債残高は増加傾向にあり、事業実施当初に借り入れた企業債の償還開始により償還金が増加している。有収率については潜在的な漏水が多く、類似団体平均を下回っているが、統合事業において老朽管の更新等を実施しているため、今後の改善が見込まれる。施設利用率については、依然として3割近い余剰能力があり、今後の給水人口減少等を検証し、今後ダウンサイジング等の検討をする必要性がある。収益的収支比率、料金回収率、給水原価についてはそれぞれ類似団体平均と比較すると良好な数値であるが、将来の施設更新等を踏まえた適切な料金設定が必要となる。
老朽化の状況について
統合事業の実施で、管路の更新等も実施しているため、類似団体平均・全国平均を上回る水準となっている。今後も財源を確保し、アセットマネジメント等を活用し、収支のバランスを考慮した計画的な更新作業が必要となる。
全体総括
統合事業の実施によって企業債残高が増加し、一方で慢性的な有収率の低さがあり、収支のバランスを考慮した運営が必要とされている。印南町では平成29年度より上水道事業へ移行することとなっており、より一層、水道事業の課題が示されることとなる。今後、適正な料金設定や施設の効率化などを検討していく必要がある。
経営状況
収支構造
総額1.5億円
総額1.2億円