庄原市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

2016年度 2015年度

経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率は前年度から0.17ポイント改善したものの、依然として100%を下回っており、地方債償還金を含めると収入不足の状況となっている。④企業債残高対給水収益比率は前年度から28.59ポイント改善しているが、これは地方債の借入がないためである。依然として類似団体平均を上回っており、これは類似団体と比較して企業債残高の規模が大きく、かつ、料金水準が低いことが原因である。⑤料金回収率は50%を下回っており、水道料金収入だけでは給水に係る費用の半分も賄うことができていない。不足部分は一般会計からの繰入金等で補填している。⑥給水原価は類似団体平均から大きく乖離しており、総費用と年間総有収水量が釣り合っていない状況にある。本市の簡易水道事業は、給水区域面積に対して給水人口が少ないため、かかる費用に比べて有収水量が少ないという問題がある。⑦施設利用率は前年度から3.61ポイント悪化した。給水量に対して施設能力が高すぎるという状況が続いているため、今後、施設のダウンサイジングを検討・実施していく。⑧有収率は前年度から5.39ポイント改善した。継続して取り組んでいる漏水調査によって漏水箇所を特定し、修繕を行っている。

老朽化の状況について

③本市簡易水道事業においては、一部漏水が多い管路や支障移転となった管路を除いて未だ管路更新は実施していないため、管路更新率が0%となっている。近年、配水管の埋設箇所の環境により劣化が進行し、漏水が発生する事案が問題となっていることから、平成29年度の上水道との経営統合後に順次更新を行っていく。

全体総括

現在、本市簡易水道事業は水道料金収益と一般会計からの繰入金等によって運営されている。平成29年度には本市上水道事業との経営統合を行い、統合後には減価償却費が発生することから、損益勘定における費用は増大することとなる。今後、簡易水道事業は施設の更新時期を迎えるため、施設の耐震化やダウンサイジングも考慮した効果的・効率的な施設更新を行っていく必要がある。また、統合後においても健全な経営を続ける為に、水道料金の改定や一般会計繰入金の見直しなど、経営改善に向けた取組みを実施していく。

類似団体【D2】

八雲町 せたな町 佐呂間町 大空町 士幌町 標津町 東北町 大船渡市 葛巻町 西和賀町 岩泉町 湯沢市 八峰町 尾花沢市 舟形町 二本松市 常陸太田市 鹿沼市 那珂川町 高崎市 嬬恋村 昭和村 長岡市 糸魚川市 妙高市 胎内市 阿賀町 津南町 黒部市 朝日町 白山市 川北町 おおい町 若狭町 山梨市 大月市 市川三郷町 南部町 山中湖村 富士河口湖町 長和町 阿智村 喬木村 豊丘村 木曽町 大垣市 関市 池田町 白川町 静岡市 島田市 川根本町 大台町 度会町 大紀町 南伊勢町 長浜市 豊郷町 京都市 綾部市 亀岡市 田辺市 有田川町 印南町 みなべ町 日高川町 倉吉市 安来市 雲南市 邑南町 津和野町 吉賀町 隠岐の島町 井原市 美作市 吉備中央町 庄原市 廿日市市 安芸高田市 大崎上島町 萩市 柳井市 美馬市 那賀町 東みよし町 まんのう町 西予市 四万十市 香南市 中土佐町 日高村 大月町 八女市 松浦市 東彼杵町 宇土市 宇城市 美里町 高森町 南阿蘇村 山都町 錦町 あさぎり町 苓北町 日田市 竹田市 由布市 都城市 日南市 高千穂町 阿久根市 いちき串木野市 東串良町 錦江町 南大隅町 南種子町 龍郷町 喜界町 天城町