経営の健全性・効率性について
令和3年度については、経常収支比率は100%を下回っているが、微増している。また経費回収率は微減傾向であり、類似団体平均よりは上回っているが、100%を下回っており、一般会計からの繰入金によって補填している。企業債残高対事業規模比率については、企業債償還金を一般会計に負担してもらっているため、0%となっている状況である。
老朽化の状況について
平成6年度より事業を実施しているが、芽室町合併処理浄化槽基本計画に基づき、今後設置後30年を超える浄化槽も出てくる中で、全国的にも40年50年と使用実績があるため、日々の維持管理の中で長寿命化を図っていく。なお、今後更新についても計画的に進められるように検討が必要である。
全体総括
今後は長寿命化を図りながら、計画的な更新が必要になってくるため、より厳しい経営状況が想定されることから、料金の見直し検討等の改善を図る必要がある。