地域において担っている役割
・へき地拠点病院として民間医療機関の立地が困難な過疎地等における一般医療の提供。・救急・精神などの不採算・特殊部門に関わる医療の提供、看護専門学校の運営。
経営の健全性・効率性について
不要な投資などは行わず経営健全化に努めています。診療においては、年度途中からから外科常勤医が不在となり非常勤医師での対応となり厳しい状況となったが、年度当初より眼科常勤医師の確保が行えたこと、院内で経営改善への取り組みを行ったことも含め収益面において良い結果が出た。常勤医師不在科の医師確保、経営改善への取り組みを今後も強化していく。
老朽化の状況について
構築物の更新は24年度の給食施設が最終で、現時点において建物の老朽はありません。医療機器および周辺機器については耐用年数・使用時間等をみて大きな負担とならないよう計画的に更新しています。
全体総括
周辺地域の人口減少、地域医療構想の中「再編統合について特に議論が必要」とする病院の公表もあり病院を取り巻く状況は年々厳しくなってきています。その中で前年度比、収益は0.40%増、費用は1.08%の削減が行えました。今後もへき地拠点病院として地域の医療を担っていくことは当然のこと、病院事業の安定した運営に努めていきます。