簡易水道事業(法適用) 特定環境保全公共下水道 農業集落排水施設 簡易水道事業(法適用) 個別排水処理施設 公共下水道
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大型事業所からの固定資産税収入等により類似団体平均を上回る税収があるものの、景気低迷等の影響により税収が大幅に落ち込んだことから財政力指数は前年度に比べて0.02ポイント悪化した。長引く景気低迷などにより個人市民税の減収が懸念されていることから、今後も事務事業の見直しなど行政経営の効率化に努め、財政の健全化を図る。
経常経費はほぼ横ばいとなったものの、地方交付税及び臨時財政対策債が大幅に増加したことにより前年度と比べて4.2%改善した。全国市町村平均とほぼ同水準だが県内他市町村と比較すると高くなっており、維持補修費や扶助費も増加傾向にあることから、今後も定員管理や事務事業、公共施設のあり方などの検討を行い、経常経費の抑制に努める。
定員管理計画に基づき人件費については逓減しているものの、平成21、平成22については除雪費及び緊急雇用創出事業の影響により増となっている。維持補修費が増加傾向にあることから、公共施設の統廃合や管理について引き続き検討し、維持管理コストの低減に努める。
平成14年度の99.5をピークに指数は低下している。平成22年度は類似団体平均を0.8下回る95.9となっている。今後とも人件費の適正な水準の維持に努める。
「魚津市行政改革集中プラン」において設定した「平成22年度当初の職員数428人以下」という目標を2年前倒しして達成し、平成22年度当初の職員数は414人となっている。第4次魚津市定員管理計画(平成22~平成26)においては平成26までに更に20名削減することとしており、今後とも住民サービスを低下させることなく人件費の抑制を図るよう努める。
公債費は年々減少していくことが見込まれる一方、下水道事業等公営企業への繰出金は増加していくことが見込まれ、債務負担行為に基づく支出も高止まりの状態が続く見通しである。今後は、公債費負担の適正化を図るため、引き続き市債の新規発行を抑制していくとともに、起債事業を実施する際には、市総合計画に基づく実施計画を策定する段階において、事業の優先順位を検討し、場合によっては先送りするなど将来の財政運営に支障を及ぼさないよう配慮する。
平成22年度の将来負担比率は156.9と3年連続で改善したものの、下水道事業債等の償還に伴う繰出金や、企業用地取得等の債務負担行為に基づく支出が高い水準となっていることから、類似団体、全国及び県内市町村平均を上回っている。今後も引き続き建設事業債の新規発行を抑制するとともに、各種料金の見直しを行い受益者負担の適正化を図るなどにより、計画的な財政運営に努める。
定員管理計画に基づき人件費の増加を抑制していることに加え、地方交付税及び臨時財政対策債が増加したこと、大型建設事業による事業支弁人件費が増加したことから前年度比1.7%低下した。今後とも定員管理計画に基づき、住民サービスを低下させることなく職員数を削減し、人件費の抑制を図る。
物件費支出額は前年度より増加したものの、地方交付税及び臨時財政対策債が増となったため、前年度比0.7%低下した。物件費のうち「委託料」と「その他」に分類されるものが全体の約75%を占めているが、指定管理者制度による民間委託やリース契約による設備機器等の導入によるものと考えられる。今後は施設のあり方を検討し統廃合を行うなど、維持管理経費の節減を図っていく。
国民健康保険事業特別会計や後期高齢者医療事業特別会計、介護保険事業特別会計への繰出金の増加が続いている。高齢化の進行に伴い今後も増加していくと考えられることから、他の項目における歳出削減や投資的経費の抑制を図り、財政運営に支障を及ぼさないよう配慮する。
一部事務組合への分担金が減少したこと等により、前年度比0.7%低下した。支出額の約5割が一部事務組合に対するものとなっているが、今後は一部事務組合の公債費の減少が見込まれることから、支出額は今後減少していくと考えられる。
公債費支出額は前年度より増加したものの、地方交付税及び臨時財政対策債が増となったため前年度比0.7%低下した。投資的経費を抑制していることや過去の大型事業の償還が順次終了していくことから公債費は年々減少していくことが見込まれているが、今後も引き続き投資的経費の精査に努め、将来の財政運営に支障を及ぼさないよう配慮する。
支出額は増加傾向にあるものの、地方交付税及び臨時財政対策債が増となったため前年度比3.5%低下した。全国平均・県平均と比較して高い値となっており、今後も引き続き総人件費の抑制や投資的経費(起債)の抑制、物件費の削減に取り組み、改善に努める。
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