角田市:公共下水道

地方公共団体

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は99.9%であり100%に近いが、一般会計繰入金によるところが大きい。今後も新規接続による使用料収入の増加と経費削減を図り、改善に努める。②累積欠損金比率については、法適用に伴い減価償却費等が認識された結果、158.1%と高い水準となった。類似団体平均と比較しても高い水準である。経費削減等により改善に努めていく。③流動比率は、5.05%であり類似団体平均と比較しても著しく低い水準である。当面は一般会計繰入金により、資金不足に陥らないようにする必要がある。④企業債残高対事業規模比率は1713.9%である。当市は軟弱な地盤が多く工事費が割高となるため、類似団体平均より高い数値を示している。今後、計画的な事業経営に努めていく。⑤経費回収率は76.9%である。類似団体と比較して低い水準である。平成30年に使用料の改定をしているが、今後は現状の経費削減より一層改善に努める必要がある。⑥汚水処理原価は218.4円であり、類似団体平均と比較して高い。今後も経費節減と有収水量の確保に努め、効率的な運営を図っていく。⑧水洗化率は86.6%であり、類似団体平均には及ばない。今後も積極的に普及促進策を進め、環境衛生の向上を図っていく。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率は6%と、類似団体との比較においても低くなっているが、令和2年度から法適用したため、法適用前の減価償却累計額を記載していないためである。③管渠改善率は0%であるが、これは令和3年度に管渠更新を行わなかったためである。平成28年度に角田市下水道ストックマネジメント計画を策定し、当該計画に基づき平成29年度から令和3年度までの5か年の予定で管渠の更新及びマンホール蓋の取替を実施している。今後、随時ストックマネジメント計画を更新し、健全な施設の維持を図ることとしている。

全体総括

当市の公共下水道事業は令和2年4月1日に公営企業会計へ移行したが、各指標とも類似団体平均値には及ばず、その経営は健全とは言い難い状況である。使用料の改定を平成30年度に実施しているが、今後も適正な料金設定により収入を確保するとともに費用を抑制し、公共下水道事業の安定経営を目指していく。

類似団体【Cd1】

美唄市 赤平市 紋別市 士別市 名寄市 砂川市 深川市 南幌町 奈井江町 長沼町 栗山町 美瑛町 上富良野町 浜頓別町 枝幸町 斜里町 興部町 大空町 白老町 洞爺湖町 新得町 清水町 芽室町 広尾町 池田町 本別町 浦幌町 標茶町 中標津町 田舎館村 雫石町 気仙沼市 白石市 角田市 村田町 川崎町 丸森町 男鹿市 仙北市 八郎潟町 村山市 長井市 高畠町 川西町 白鷹町 相馬市 猪苗代町 浪江町 ひたちなか・東海広域事務組合 益子町 那須町 草津町 みなかみ町 箱根町 南魚沼市 湯沢町 砺波市 小矢部市 南砺市 珠洲市 勝山市 あわら市 越前町 五領川公共下水道事務組合 山梨市 甲州市 忍野村 山中湖村 富士河口湖町 小諸市 東御市 辰野町 山ノ内町 野沢温泉村 瑞浪市 下呂市 加西市 篠山市 丹波市 播磨高原広域事務組合(事業会計分) 高野町 高梁市 備前市 美作市 和気町 早島町 勝央町 吉備中央町 長門市 美祢市 善通寺市 さぬき市 多度津町 阿蘇市 西都市 出水市 指宿市 本部町 嘉手納町 北谷町