長崎県病院企業団:壱岐病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

地域において担っている役割

壱岐医療圏の中核病院として二次救急をはじめ急性期医療を中心に可能な限り島内完結を目指した質の高い医療の提供を目指したい。また、地域包括ケアシステムの中核を担う病院として、島内の後方支援病院、診療所、介護等関係機関との連携の構築を進めて参りたい。

経営の健全性・効率性について

ほぼ、すべての数値について、改善が図られてはいるものの、依然として経営状況は厳しい状況であり、経営の健全化に向けた取り組みを継続的に進めていく必要がある。本業である医業活動から生じる医業費用に対する医業収益の割合を示す指標である②医業収支比率の改善は大きいものと判断するが、全国平均値には達していない。今後も壱岐医療圏の中核病院として、質の高い医療を安定的かつ継続的に提供していくためにも、収益の向上、経費削減に向けた取り組みを継続し、健全経営を目指す必要がある。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率等が示すように、開院から十数年を経過し、施設等の劣化・老朽化による補修、耐用年数を経過した機器等の更新が必要な状況となっており、病院経営に大きく影響してきている。計画的な施設・機器の整備更新等を進めていく必要がある。特に当院保有の宿舎棟は建築から数十年を経過しており、老朽化が著しく入居が困難な状況であるため、医療従事者の受入や育成等に支障をきたしており、早急な整備が必要である。

全体総括

今後も壱岐医療圏の中核病院として、地域において必要な医療を安定的かつ継続的に提供していくための医療提供体制の整備を図るとともに、更なる収益の向上と経費削減に努め、経営の健全化を図っていく必要がある。また、人口の減少や少子高齢化などによる影響を考慮のうえで、今後の医療需要等を見極めながら、計画的に施設や機器の整備更新を進めていく必要がある。

類似団体【4】

子ども総合医療・療育センター 市立病院 市立病院 国保黒石病院 市立病院 釜石病院 二戸病院 盛岡市立病院 登米市立登米市民病院 宮城県立こども病院 横手病院 角館総合病院 南相馬市立総合病院 公立岩瀬病院 公立相馬総合病院 県西総合病院 佐野市民病院 栃木県立がんセンター 循環器病センター 佐原病院 こども病院 海浜病院 柏病院 市立病院 足柄上病院 循環器呼吸器病センター 十日町病院 あがの市民病院 富山県リハビリテーション病院・こども支援センター 金沢医科大学 氷見市民病院 中央病院 松本市立病院 岡谷市民病院 大町総合病院 木曽病院 こども病院 多治見市民病院 羽島市民病院 下呂病院 浜松市リハビリテーション病院 伊東市民病院 市立湖西病院 菊川市立総合病院 静岡県立こども病院 共立蒲原総合病院 愛知病院 あいち小児保健医療総合センター 常滑市民病院 名張市立病院 尾鷲総合病院 伊賀市立上野総合市民病院 桑名西医療センター 紀南病院 高島市民病院 綾部市立病院 京丹後市立弥栄病院 市立病院 貝塚病院 市立柏原病院 十三市民病院 こども病院 中央病院 高砂市民病院 川西市立総合医療センター 加西病院 公立宍粟総合病院 加古川東市民病院 生駒市立病院 国保中央病院 南奈良総合医療センター 国保野上厚生総合病院 雲南市立病院 尾道市立市民病院 尾道市公立みつぎ総合病院 光市立光総合病院 光市立大和総合病院 山陽小野田市民病院 三好病院 小豆島中央病院 市立八幡浜総合病院 あき総合病院 飯塚市立病院 福岡市立こども病院 福岡市民病院 地方独立行政法人筑後市立病院 地方独立行政法人くらて病院 伊万里有田共立病院 市立大村市民病院 島原病院 壱岐病院 対馬病院 荒尾市民病院 山鹿市民医療センター 中津市民病院 国東市民病院 出水総合医療センター 医師会医療センター